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「まどか26歳、研修医やってます!(第5話)」救急救命でスランプで振られてメリークリスマス

外科、内科ときて泌尿器科、そして今回は救急救命センター。まあ、救急は何でも屋であり、即時の判断力が試されるわけで、研修医に務まるようなものではないだろう。しかし、そのドタバタ感が好きで研修でおかわりをする話も出てくる。まあ、そのくらい変わったところで変人でないとできないとも言えるわけである。そんなところで、芳根京子が務まるのかと思ったら、点滴の針が刺せないというスランプ。そういうのあるのかね?最後に、最初に点滴を刺せた患者が戻ってきて、その時のことを思い出してスランプ脱出というのはわかりやすかった。

そう、スランプなのだが、芳根が結構、医者に見えてきたことが、このドラマの脚本のうまさではある。そして、なぜかリアルではバレンタインデーというときにクリスマスイヴのお話。彼氏とデートにも行けず当直で頑張っていたら、彼氏が階段から落ちて救急に。これは、愛のキューピットのイタズラかと思ったら、大変そうな芳根の姿を見て、彼氏の渡邊圭佑は「別れよう」と言い出す。まあ、医者の旦那は大変だと思ったということか?ドラマ的には、これが復縁というのもあり?

まあ、それよりも、救命担当の佐藤隆太、なかなか大変なのと、キレる医師であることがよく演じられていた。他の医師に3人いるのではないかと言われる所以もよくわかる。そんな医師なら、芳根のため息を聞いて「休んでろ」という感じもよくわかる。つまり、この現場にいて、患者のことを考えていたら、ため息など出るわけもないのだ。とはいえ、集中するあまりにカップラーメンを3つ同時に作ってしまうという心理状態もすごい。そして辛いカップラーメンは、あくまでもめざましなのね。

しかし、確かに救命救急の現場に行くということは、医師の医師たる意味を考えずにはいられないでしょうね。あと、患者がいなくなった時に「暇ですね」というと、その途端に忙しくなるという話。そういうのってありますよね。多分、暇だ波動を出すと、救急が引き寄せてくるみたいなね。

で「エマージェンシーコール」でもそういうことが多いが、すぐに病床が埋まるみたいなことは、実際よくあることなのだろう。とにかくも、そのくらい人の命というものはいつも危ういということを思うと、まあ、「生きてるだけで丸儲け」というのは嘘ではないですよね。

救急で疲れたところで鈴木伸之が帰ってきて「俺も何もできなかった」というような話をする。そう、近頃の若いものはみたいな話の向こうには、自分もそうだったなという思いもあるんですよね。ただ、今は急激なデジタル化もあり、自分たちの歩んできた状況とは違うところも多い。そういう点では、ベテランも迷う時が多いということもあるのだろう。で、次回もまだ救急かな?まあ、芳根の成長を見守らせてもらいましょう。

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