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「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明〜(第10話)」天海祐希が何故にハメられてここに至るのか?なかなか面白い

ラスト、黒幕が仲村トオルだという話で終わる。さあ、天海祐希が弁護士を辞めさせられることに追いやられた理由はなんなのか?このドラマ、最後はなかなか面白そうになってきた。

しかし、警察の自称ダーティーハリー、丸山智己はここにきて、刑事に戻り、なかなかの活躍をするようになってきた。でも、その最初の取り調べが天海に対してとは、笑えますよね。こういうボケキャラがなんか格好良く活躍するのっていいですね。

そして、少しボケだと思って仕事を手伝わせた松下洸平は、天海祐希に罪滅ぼしするために、デキレース的に探偵の手伝いをしていたとは?こういう役、松下の雰囲気がぴったりですね。そして、闇バイトやって、天海祐希に催眠かけてる時の松下の髪型が可愛かった。そう、彼、意外にいろんな感じの空気感出せるんですよね。でも、催眠かけてるのは松下だということは、先週のビデオの声からそんな臭いはしましたよね。

そんな秘密を明らかにしたのは、松下を闇バイトに雇っていた阿部亮平。強いチンピラ顔が印象的。役名の氷川から、自分の会社の名前に「River」をつけるというネタは、私的には好きである。常に足跡を残したがるチンピラというやつですね。しかし、今回は松下を使いながらも最後はいうことをきかない彼を殺そうとする。そして、天海もその生贄にしようとしたわけだが、失敗。ダーティーハリーがいなかったらどうなったことやら。彼の銃弾が阿部の銃に当たるシーン、格好良かったです!

そんな結末は、黒幕のただの使いパシリだった阿部はあっさり逮捕。昨今の反社は、悪い気質の下請けとして働くことのほうが多いのだろうか?その下請けの下請けが松下だったわけですよね。天海も、自分を弁護士の世界から葬った松下を憎いはずなのだが、それよりも相棒としてここまでやってきた気持ちの深さが大事だという感じは、なかなか男まえで好感が持てる。しかし、この役、原作ありの話だが、天海のキャラにぴったりでありますね。天海のキャラの良さは、社会的地位の高いところから落とされても挫けずに新しいスタンスで登っていってしまうところですよね。それをサポートしてきた松下は何よりも助けなくてはならない人になったということだ。気持ち良いラストへの導線。

そして、仲村トオルが最後の敵ということなのだろうか?白石聖をここに置いていたのは、スパイをさせるため?その白石の最後の動向も気になるが、予告編を見ると、野間口徹が悲惨な格好になってるのも気になりますよね。まあ、天海ドラマらしい爽快なラストを期待しております!

しかし、こういう催眠術が絡んだ刑事事件みたいのって、リアルに結構あるのですかね?その辺がすごく気になりました。

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