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「ホットスポット(第7話)」今度は未来人。富士山の麓で何が起こっているのか?

今回が7回目だが、すると残すは3回かな?あっても4回。そろそろ着地点が見えてきてもいい気がするが、ここに至って、小日向文世が「僕は未来人だ」と言い出す。タイムマシンがあるのか?どこに隠してある?と言う話になるのか?というSF話よりも、「ホテルがなくなったら困る」と言う心の声の叫びが勝っているだろう市川実日子のことが重要なバカリズム脚本である。

そう、宇宙人が必要なのはここで日テレだけなのだ。だから、流石に田中直樹も角田晃広に無理な質問をしてこなくなった。そして、意外に夏帆もテレビの前では角田を守っていたりするするわけで、まあ、そんなに他人にしゃべりたいほどでもないようだ。そう、田舎は、馴染んで仕舞えばみんな家族みたいなものでとても暖かい。そして、この街は富士山があるから、それ以上の気持ちになってるやつもいない。で、この街のモデルであろう、富士吉田市は宇宙人率何%くらいなのだろうか?

で、そんな街の中でもドライブレコーダーというものがあって、角田さんの怪力場面も残されていたのね。でも、その映像を消してしまう池松壮亮たちはなんなの?ホテルに泊まってないし、他人は誰もPCいじってないよね。そして、上司の眞島秀和に「データが消えちゃうのも実力のうち」とか言われてしまうが、これ使えるなと思ったお父さん多いでしょ。最近は、そんな簡単にデータ消えないけどね・・。で、このデータ消えた事件は何かにリンクするの?

でも、池松が角田に声をかけ、そこで池松が車に轢かれそうになり、それを角田が助けるというこの事象はこの後どのように影響するの?で、角田がその事後にやたらニヒルで格好良かったよね。さすがコントを本業するので、こういう転換はうまいよね。で、話を盛ったところは池松にもバレていたというは、その台詞が回しあって、クスっとなるところだからですよね。

あと、今回面白かったのは、坂井真紀がテレビに出ると思って厚化粧するところですかね、これも、坂井だから笑えるところであり、そういうキャスティングの妙はしっかりしてますよね。ということは、市川実日子の元旦那役が大倉孝二なのは何かの伏線なのだろうか?今回は、正面からの顔も出てこなかったものね。そういうところ、すごい贅沢なドラマですよね。

しかし、宇宙人話から、未来人話が出てきて、テレビ局的にはこんなに面白いネタはないという状況にあって、富士山周囲の人たちはそれどころじゃないというドラマなわけで、つまり、富士山は偉大だというオチでもいいのかな?

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