「神は見返りを求める」現代のデタラメな社会の中に神は存在するのか?と鋭く背中を突き刺す傑作!
昨年の「空白」で私を異次元に引き込んだ吉田圭輔監督。その新作が今かかっていると昨日気付いて観に行く。だいたい、主演が、ムロツヨシと岸井ゆきのって、気になって仕方なかったのだ。結論からいうと、またまた傑作だった。昨日観た「ベイビー・ブローカー」なんかに比べても、社会風刺のパワーが格段に強烈だった。そう、そう、今の日本、こういう裏切り、悪口、罵り合いみたいのことが、リアルでも、ここにあるようにネットでも溢れかえっている。そんな、世の中の空気感を見事に映像で繋いで、観客に「帰るとき