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2024年新作テレビドラマ放浪記

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2024年放送のテレビドラマ評まとめです
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2024年12月の記事一覧

「スペシャルドラマ グランメゾン東京」コロナで魂を売ってしまったレストランという…

このドラマを放送した翌日に映画公開というスタンスを知らなかったので、このドラマよりも先に…

「モンスター(第11話)」あなたにとって幸せって何ですか?という深い質問の裏にある…

最後に趣里が放つ、事件の当事者たちへの質問。「あなたにとって幸せとは何ですか?」「一体何…

「放課後カルテ(第10話)」半年間の真摯な仕事の結果が涙に変わる時

小学校の卒業式シーンというのは、なかなか涙腺崩壊を促すものである。よく考えれば、大学まで…

「わたしの宝物(第10話)」最後の二人の「愛してるよ」が絵空事にしか聞こえないのは…

これが良い終わり方だと言うのが脚本家のご意見なのでしょうね。というか、結果的には私は誰に…

「全領域異常解決室(第10話)」全て判ろうとするなんて、人間の傲慢なのですかね?

最後に、船を編んでからいなくなる成海璃子。基本、彼女は神ではなかったわけだ。その上で操っ…

「オクラ~迷宮入り事件捜査~(第11話)」かなりヤバい話なわけだが、それが現実かも…

結果的に「ハイアンドシーク」の実態というか、指示者というか、トップは見つかっていないし、…

「海に眠るダイヤモンド(第9話)」恋は時空を超えて実るという美しさをどう表現するか?ですよね

どうやって最後の2時間でこのドラマをまとめるのか?あまり予想がつかなかったが、まあ、いろいろこちらの思いもつかぬ方向に話を持っていって、最後は杉咲花を愛していた神木隆之介の気持ちを、彼が植えたコスモスと、宮本信子も見ることが叶わなかったギヤマンの花瓶に託し、実に綺麗な恋物語として昇華していた。こういうナイーブな感性は女性の作り手だからできた気はする。 最後に、神木隆之介が、池田エライザと兄の息子を守るために、全ては自分の責任としてヤクザに追われながら日本を放浪していたという

「モンスター(第9,10話)」ゴッホの贋作事件から産廃処理場の話に、ラストバトルはど…

やはり最後は親子対決のリターンマッチなのかと思わせて、その前に20年以上前の「ゴッホの贋作…

「ライオンの隠れ家(第11話)」未来に向けて歩き出すハッピーエンドだが、ここまでの…

ネットを見ると、良いラストだったみたいな感想が多いようだが、それよりも、こんなラストのド…

「放課後カルテ(第9話)」学校に勤めることで子供の心に寄り添える医者になるという…

今回のラスト、産休をとっていた養護教員のはいだしょうこが戻ってくる。子供達が卒業式まで60…

「わたしの宝物(第9話)」男たちの女々しさの中で、生きていかないといけない女たち…

なかなかオチがつかないドラマである。とはいえ、次回が最終回、それなりにはオチがつくのだろ…

「海に眠るダイヤモンド(第8話)」人はいつの世もダイヤモンドを求め漂流する?

最後に出てきた滝藤賢一。土屋太鳳と清水尋也の子供であるようだ。すると、宮本信子の息子であ…

「オクラ~迷宮入り事件捜査~(第10話)」首都圏爆破計画は誰が動かしているのか?と…

前回、屋上でライフルを持って杉野遥亮に対峙した橋本じゅんが当たり前のように、観月ありさを…

「ライオンの隠れ家(第10話)」家族に平穏が戻った後の、未来への不安での失踪?

しかし、向井理は、何もいいところがないまま捕まってしまいましたね。その上司である後藤剛範も捕まってしまったわけで、この人たちは何をしたのかも説明のないままに、檻に入れられてしまった。そして、二人の犯罪的には暴行であり、社会的な利権問題は出てこない。日本の世の中は、こんな感じで訳のわからないまま、利権者は捕まらないで、替え玉が捕まるんですよという感じで、面白くもなんともない終わり方。向井理、こんな役、よく受けたという印象が大きいが・・。 で、結局のところ、そういう社会の利権み