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忘れてた!コサックダンス理論
昨日は大濠公園にて月に1度の10km記録会。タイムは39'53。いやー、酷い有様。
気温は30度前後。暑かったからしょうがないじゃん?と思う方もいるでしょう。しかし、速い人はきっちり涼しい時期と遜色ないタイムを出してるわけで、全く言い訳になりません。
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total:39:53
後半にかけての落ちっぷりが酷すぎる・・。てか去年、首を寝違えたまま強行出場した基山ロードレースより遅いし・・。
自分は10kmの場合、大体38分台がデフォルト。一度だけ調子の良い時があって37分台が出ましたがそれももう2年前。5kmもハーフも調子良いときはドカンと高タイムが出るのですが、どうもこの距離だけは苦手です。
さて、今回の記録会で大事なことを忘れていました。
1周2キロの大濠公園コースのうち、スタバのガラスに写る数秒だけフォームチェックができまして、自分のを確認すると思いっきり上半身を前に倒して走っているわけです。
ハイペースなレースになると、気持ち的にも前に前にとなり、どうしても前傾になってしまうのですが、足が後ろに蹴る形になり、足首、ハムストリング、ふくらはぎに負担が集中するのでペースは持ちません。また骨盤を使った脚出しもしづらい。
そしてそのままだと、先日のブログで語った、自動餅つき機理論は使えないわけです。フォアフットが維持できません。
では、どうしたらいいかというと・・コサックダンスをご存知ですか?
コレ。
上半身は固定して、脚だけ前に出すやつ。そしてコサックのこの体制では接地時にカカトは付きませんのでフォアフット向きというわけ。これをランに取り入れるというものです。
もう少し細かく言えば、骨盤から肩にかけての体幹部分を、地面に対して90°の角度にする。ちょっと上体を後ろに反らせるぐらいのイメージでもいいかも。
腕振りもポイント。肘より上の部分は、高めの位置、胸の前で回すような感じ。そうすると、上体が下がらず直立して、自動餅つき機からのフォアフットをリズムよく維持できるはず。骨盤ファーストで脚も出しやすいです。
論より証拠、これの理想形がやっぱり2017年時点での大迫選手なんですよね。福岡国際で2時間7分台を出した時。
腕を上げきった時に、ちょっと上体が反れそうなぐらい、直立してますよね。
ただ、2018年後半以降の大迫選手はアフリカ勢に対抗するために、脚の裏側の筋力を付けて前傾をキープする方向にもってきているようです。同年、福岡国際で優勝した服部勇馬選手も前傾ですが、彼らはかなり少数派。
大迫選手は東京マラソンでそれが凶と出たのかは不明ですが、超一流の彼だからこそチャレンジできるのであり、日本人の骨格的に前傾フォームはオススメできないです。
ということで、走っている最中、前傾してきたなと感じたら、
①腕を高い位置で振る
②上体を後ろに反れそうなぐらい張る
③骨盤ファーストで脚を前に
④フォアフットで真下に着いて自動餅つき機ペッタン
これを意識してみたいと思います。