こだわって手放す。そして調和を見つけていく..
小学校のころ、剣道の先生に
「守破離」ということを教えられた。
基本を守りきったら、それを越えて
さらに自分なりに発展させるということ。
小学生の自分にはまるで実感なかったが
今ふりかえると、とても納得できる。
生まれてから高校までの昭和時代は
社会全体に一様な流れがあり
お手本があったように思う。
それに乗っていれば、何となく安心。
平成はがむしゃらに働きつづけ
そうすれば報われるはずと信じていたが
最後の数年は違和感で動けなくなり
働き方も変えざるを得なかった。
令和になり、YOUTUBEを見てたら
「風の時代」がやたら出てきた。
そういう変化を無意識に予感して
ぼくの違和感もふくれあがったかも、
昭和~平成~令和にかけて
時代の流れとして「守破離」に
あてはまっているように見える。
今までこだわってきたもの
信じてきたものを、一旦手放し、
ひとりひとりに調和するものを
見直して発展させていく、
そんな流れに見えます。
考えてみれば、
いつものランニングも
一歩一歩が「守破離」
確かな土台を信じて踏み込んで
脱力して手放して浮上する、
そして、新たな着地点に向かう。
「守破離」の
大きなサイクルも小さなサイクルも
一つ一つこだわって、適度に手放して
それらのサイクルを回し続けて、、
なんとかうまく回していって
調和させたい。調和していってほしい。