こころの矢印、今どっち?
私は今「こころの矢印」を意識して生きています。
「こころの矢印」は誰かと話したり、何か行動したりしている時に「自分の心は今、自分と相手、どっちに向いているか?」を考える指針です。
これを意識してよかったことを今日はまとめてみました。
人前で話しやすくなる
大勢の人の前で話すとき、私はめっちゃ緊張しちゃうんです。
震えたり、噛んでしまったり...。
会社の朝礼でスピーチをする機会が度々あったのですが、恐怖でした...。
そんな時、私のこころの矢印は自分に向いていました。
「失敗したらどうしよう」
「聞いてもらえなかったらどうしよう」
「恥ずかしい思いはしたくない」
そんなことばかり考えていました。
そんな時に、相手に矢印を向けてみたら。
「みんなの時間を私に割いてくれてありがとう」
「話を聞いてくれてありがとう」
「伝わりやすくするにはどうしたらいいんだろう」
「視線、合わせられてるかな。声の大きさ、大丈夫かな」
もじもじしてる場合じゃなくなりました。
相手に矢印を向けて話すと、意外と聞いてくれてる人が多いことに気がつきます。
「頷いてくれてる」
「一人ひとりに視線を送ったら、ちゃんと目が合う人がいる」
その事に気がつくと、だいぶ話しやすくなりました。
イライラが減る。お願いがしやすくなる。
一対一で相手に矢印を向けるには、相手に興味関心を寄せる必要がでてきます。
「何に興味があるんだろう」
「今日はなんだか雰囲気が違う?」
「こんな理由があったから、いつもあれをやっていたんだ」
意識すると知らないことだらけでした。大変。
でもそんなことを考え続けたら、相手のことがちょっとずつ理解できるようになってきたんです。
結果として、相手にイライラする回数が減ったし、お願いごとも通りやすくなりました。
「書類作っておいて」ってただ用件だけ言われるより、「あなたの作る書類はわかりやすいから、あなたにお願いしたい」って言われた方が気持ちがいいし、効率もよくなりそうですよね。
この言い回しって、相手の仕事ぶりに興味をもっていなければきっとでてこないはず。
自分の本音に気がつく
もちろん、場合によっては自分に矢印を向けることもあります。
例えば、自分が自動販売機で飲み物を買いたい時。
「あの人も買いたいのかな、待ってみよう」
「この人も買いたいのかもしれない、待ってみよう」
一生買えませんね...。
自分の「やりたい」を優先することも大切ですよね。
「今日は何を食べたいのかな」
「どこに行きたいのかな」
「意外とこういうものが好きかもしれない」
自分と対話する感覚で自分に矢印を向けると、思いもしなかった夢が見つかりました。
「ゆめのめいしや」はこのおかげでたどり着いたのかもしれません。
続けてみよう
最近だと、マスクで人の表情が分かりにくくなりましたよね。
在宅時間が多くなり、私はパートナーと一緒に過ごす時間も、一人で過ごす時間も増えました。
こんな時だからこそ、相手や自分に有意識で矢印を向けようと思います。
魔法の呪文。「こころの矢印、今どっち?」
それではまた次回。ごきげんよう。
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