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「コンサートデベロッパー」という役割を見つけたら目の前がハッキリと見えた話

僕のプロフィールにある、コンサートデベロッパーという言葉、
聞いたことのない方多いと思うのでご紹介します。
(あ、僕が考えた造語です。)

コンサートデベロッパーの意味

まず「コンサート」と「デベロッパー」の意味は以下のようになります。

コンサート
演奏会(えんそうかい、英: concert コンサート、英: recital リサイタル)とは、専ら音楽そのものを聞きにくる聴衆をターゲットとして音楽を演奏するイベント。ポピュラー音楽においては専ら、ライブあるいはライヴ (LIVE ) とも呼ばれている。生演奏でなくても、「フィルムコンサート」「ビデオコンサート」というように使われる場合もある。
(引用: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
デベロッパー
「開発(develop)する者」を意味する一般的な英語であり、IT用語としては、主にソフトウェアの製作を手がける事業者を指す語として用いられる。
傾向としては、デベロッパーの語は事業者、開発に携わる組織全体を指す語として用いられる。個人を指して「プログラマ」や「エンジニア」と同じ意味合いでデベロッパと呼ぶ場合もあるが、デベロッパーは必ずしもプログラミングを手がける個人を意味するとは限らない。
なお、不動産関連の分野では、宅地の造成を手がける事業者をデベロッパーという。
(引用:提供 IT用語辞典バイナリ)

つまり演奏会を開発する者ということになります。

コンサートデベロッパーの定義

コンサートデベロッパーとは

イベントプランナーや音楽監督などの職業と何が違うの?
という声が聞こえてきそうなのでここで定義しておきます。

コンサートデベロッパーは思想であり態度です。

僕は今の時代を音楽文化の進化と共に
クラシック音楽の継承の時だと考えています。
音楽家・芸術家たちの力で「届ける」ことに力を入れなければいけない。

コンサートはもっと親しみやすく、
クラシック音楽はもっと楽しいものだということを伝えたい。
観客に近い存在でありたい。
芸術が生活の一部である人生をより多くの人に感じて欲しい。

音楽家・芸術家の思う社会はそれぞれ違います。
でも「届ける」思いはみな同じ。


観客と芸術家を繋ぐのがコンサートデベロッパーの役割

音楽・芸術の抱える根本的な社会的問題に真摯に対面し、
自ら問いを生み出し、解決に導く動きをとる
1連の流れにおける態度、そして
音楽・芸術の力で人生を豊にする思いが
コンサートデベロッパーの思想



コンサートデベロッパーの動き

コンサートデベロッパーの今まで行ってきたことを紹介します。

TempoZero

テンポゼロビュッフェとワインを通じてクラシック音楽と触れる機会を設ける活動を北イタリアを中心に3年間おこないました。
若者のクラシック音楽離れは世界中で深刻な問題です。
クラシック音楽の生まれたイタリアでさえ、劇場の観客の平均年齢は高く、若者の足は遠のいていました。
そこでワインとビュッフェ付きのコンサートイベントを€10(¥1,300くらい)で提供し、若者を集めクラシックを聴く機会創出。

TempoZeroの活動は、コンサートデベロッパーを象徴するものだったと言えます。
ワインを飲みに集まった学生や若者がその場で交流し、劇場で開催されるコンサートへ行く約束をする、それを目指し活動しました。
参加者からは「オペラのチケットを初めて買ったよ。」「今度音楽院のコンサーに行きます。」などがあり、コンサートへの興味関心を高めることができました。

日本文化を正しく広める

コンサートデベロッパー0
日本文化を伝える活動をしてくれないか、とピエモンテ州のイベント企画団体から依頼でタイアップした企画。
駅に設置されたピアノをステージにして行き交う方々を観客に日本の歌謡曲を中心にコンサートイベントを実施。
首里城へ音返しチャリティイベントの開催

グループ 14
首里城火災の義援金のために企画。
故郷のために何もできない無力さ、どこに向けるべきかわからない憤りと悲しみの声を集め、沖縄を離れ活躍する音楽家を中心に、東京・新宿区で開催した。

繰り返すようですが

音楽・芸術の届け方を創造し、実現するのがコンサートデベロッパーの役割です。


まとめ:僕がコンサートデベロッパーとして実現したいこと

コンサートデベロッパー舞台

コンサートデベロッパーたちはそれぞれ実現したいこと、目標が違います。

・良いものをより多くの人に届けたい
・音楽ホールに若者を集めたい
・文化を広めたい


などそれぞれの思いがあるはずです。

僕が実現したいのは、そのような思いをもつ全員の願いを叶えること。
その思いが伝染することで音楽家・芸術家が生きる道を切り開けると信じています。

おしまい。

▼ツイッターでも毎日思いを綴ってます▼


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