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反対を行くぞ②❗

長子の「我が道」

いつものように、体調(気持ち)が優れず行き渋っている長子と話をしていると、泣きながら
「中学受験をさせてくれなかった
音楽科に行かせてくれなかった
私が苦しいのはお母さんのせいだ😭」
と言った。
「一つ一つ、話し合って納得して、最後は自分で選んだのではないか?」
と返すと、
「先生にもお母さんにも、あれ以上主張することはできなかった❗何も、自分で選ばせてもらえなかった❗❗」
と長子。

理由をこじつけているところもあるが、そう思っているなら、残り1年間は続かないな💦と思い、他の道を探ってみる事にした。

幸いなことに、地元に帰ってきてフリースクールの分校を経営している同級生がいたので、相談し、まずは週1で塾のように通ってみることにした。
すると、長子にとって、システムも先生(経営している同級生)もドンピシャで、「ここで卒業資格をとって、受験勉強をしたい❗」と言いだした。

私としては、共感してくれる先生と週1話をしながら(ガス抜きしながら)、高校に通ってくれれば と思っていたし、この地域では、まだ、全日制以外のイメージが「マイナス」なので、戸惑った。
でも、経営者の同級生と話すうち、「こちらもありかな?」と思うようになり、高校の担任と話すことにした。

これも、私にしたら、1時間でおわるだろうか?という気持ちで望んだところ、15分で終了した😵続けるかどうかの話し合いが15分⁉️
「長子とお母さんはどう考えてますか?」の質問への答えと、担任の意見を伝えただけに終わり、「しばらくしたら長子に再度たずねるので、考えておくように。」 と言われた。このことで、私の腹は決まった。

そこからはバタバタと転学の手続きをし、お世話になった先生方に挨拶まわりをさせ、4月から新しい環境での高校生活がスタートした。

フリースクールに通い始めた長子は、まるで別人になった。

▪朝が10時半から始まるため、朝の弱い長子も遅刻しない。
▪普通の家が教室なので、アットホームな中で質問しながら授業を受けたり、受験勉強したりできる。
▪体育は、地域の林間学校の体育館を借りて、その日にやりたいことをする。
▪時々、海にお出かけしたり、畑や小学生向けのフリースクールに行って作業したり、クッキングしたり、ボランティアや意見交換会に参加したり▪▪▪。
▪好きな料理や他の家事をする時間がふえる。
どんよりした表情だった毎日が、楽しくて仕方ない毎日になった❗

しかも、フリースクールのみんなのまとめ役や、スピーチの代表をかって出るようになった。これは、小学生の頃から今までにない、大きな成長だった👍

やはり、「人が選ぶ道には、何かしら意味がある」ことを改めて実感した❗

公立普通科に行かなければ、これだけの勉強をこなしている人がいることや、自分の弱点を知ることがなかったし、フリースクールに行くこともなかった。
また、2年間公立に通ったことで、フリースクールで取らなければいけない単位がわずかで済み、様々な体験をしながらの受験勉強が可能になった。これらのことは、長子が自分で言ったことである。
辞められて、やった~🎵ではなく、辛かったけど行った意味を見出だしたのである👀

そして、推薦入試では駄目だった看護の専門学校を、一般入試で再挑戦し、早々と合格。普通科高校では通うことはできない自動車学校に通い、「将来、必要かも😁」と「病院英会話」「手話」を独学で勉強し始めた👀👀

やはり、自分で決めたことには、出てくる「ヤル気と忍耐力」が違うんだな~😌

転学という一歩を踏み出すには、私の方が勇気がいったけど、結果、どう考えても、こちらを選んで正確だった👍
行き渋りの時は母子で苦しかったけど(父にも相談はしていた😅)、長子にいろいろと教えられた出来事だった。

4月からは、親元を遠く離れ、自分で決めた道を自力で歩むことになる。様々な人に出逢い、すべてのことに(嫌なことも)意味を見出だし、いろんなことに挑戦し、成長していって欲しいと願う😊
頑張れ👊長子✊❗❗

長文にお付き合い下さり、ありがとうございました🙇



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