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魔法が使えない僕は最強だったらしい。説明
時は300年前
この世界では「シキガミ」が突如として人々を襲うようになった
人々はそれらから身を守るため
魔法を使うようになった
時は流れ現代
「シキガミ」に対抗すべくあるグループが出来た
その名は「太陽と月」
この国ではその「太陽と月」に入ろうと志すものが多いが
多くの少年少女達が願い破れていく
目指すのは、第一隊への入隊だ
そんな少年少女達を育てる場所
乃木高校にて物語は
まほ僕 第1話 「出会い」
第1話
○○:帰りました〜
適正審査を終えて衛藤さんの所まで戻る
衛藤:どうだった〜?
○○:とりあえず生徒手帳は貰えました
衛藤:おぉ、そりゃそうだよね
どこか納得した様子の衛藤さん
○○:疑わないんですか?
??:私の弟だからね!
○○:え?
振り向くとそこには麻衣姉がいた
○○:麻衣姉!?
麻衣:○○〜!
思いっきり抱きつかれる
○○:何で麻衣姉がここに?
麻衣
まほ僕 第2話 「模擬テスト」
翌朝
○○:はぁ
昨日の事を思い出すとため息が出る
何もならないというのに
大陰:どうした
○○:別に戦いたいわけじゃないのよ
大陰:最強になるんだろ?
確かにそうだが
未だに式を使えない俺に出来るのは
剣に魔力を込めて攻撃したり
防御をしたりするぐらいだ
○○:いざとなったら変わってくれ
大陰:仕方ないな
___________
学校に着くと
昨日と同じ目線を突きつ
まほ僕 第3話 「交流会と2年生」
翌朝
○○:今日から授業か
昨日の賀喜の話から授業がどんなものか、非常に楽しみだった
○○:行ってきます
家を出ると
??:きゃぁぁぁ、危ないよぉぉぉ!
○○:え?
ドン!
ギリギリの所で避けることに成功した
突っ込んできた人はゴミ袋の山に見事ぶつかって倒れていた
○○:だ、大丈夫かな?
様子を見ようとすると
??:だから言ったでしょ!?
後ろから声がする
振り向くと、
まほ僕 第4話 「圧巻」
○○:みんな、勝とう
早川:そやな
さくら:全力を出せば勝てるよね
賀喜:うん!
伊月:頑張るぞ!
5人:おぉー!
与田:元気いいね
久保:やっぱり一年生だね
岩本:威勢だけじゃないといいけど
梅澤:手加減はしないことね
山下:みんな楽しもうー!
岩本:相変わらず能天気…
梅澤:まぁ、あれで強いから
この日、俺たちは知ることになる。
自分達の力と、「一人」の力の差を
まほ僕 第5話 「忘れられない過去」
私は昔から”天才”と呼ばれていた。
??:おおーい、早くー!
賀喜:待ってよ〜
??:遅いなぁ。かっきーは
賀喜:はぁはぁ、あんたが早いのよ、聖来
??:そうだよ、聖来
賀喜:柚菜もそう思うよね。
柚菜:うん
聖来:えぇ〜そうかなぁ
私たちはいつも3人で一緒に居た。
私の家は厳しくて魔法の事や式の事ばっかり教えられてきた。
周りからは天才だからと腫れ物扱いを受けることも多かっ
まほ僕 第6話 「敗北と特訓と」
深川:よし!じゃあ次やるよー!
○○:頑張れよ〜賀喜!
何か考え事でもしていたのだろうか
あんなに思い詰めた賀喜の顔は初めて見た。
岩本:同じⅢ類同士頑張ろうね
賀喜:……
岩本:賀喜さん?
賀喜:は、はい!
岩本:大丈夫?
賀喜:だ、大丈夫です!
深川:行くわよ!よーいドン!
岩本:じゃあ遠慮なく
賀喜:……
岩本:式!倍式!
賀喜:式!麗式!
賀喜は体に風を纏うが
まほ僕 第7話 「式を使いこなせ!」
最終日
深川:今日で最後だから、何か一つでも盗めるものがあるなら先輩から盗んできなさい!
一年:はい!
山下:今日も頑張ろー
_______________
山下:今日は個々の力を伸ばしたいと思います!
○○:おぉ〜
さくら:パチパチ👏🏻
山下:じゃあこっちおいで〜
○○:ここは
山下:乃木高校が誇る唯一の競技場だよ
さくら:競技場…
山下:プログラミングを使って「シキ
まほ僕 第8話 「特訓、特訓、猛特訓」
交流会が終わると、いつも通りの日常が戻ってきた。
○○:ふぅ
あの特訓以来、式の練習をしているものの式を使うことが出来ていない。
そんな状況が続いていた。
大陰:全然だな
○○:イメージは前と同じはずなんだけどな
魔力が集まる気配がしない
大陰:まぁ、一回使えたんだし、大丈夫だろう
○○:軽くね?
大陰:頑張りたまえ
全く…無愛想なやつめ。
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まほ僕 第9話 「赤点回避なるか?」
校舎から少し離れた場所にある競技場。
ホログラムを使ってよりリアルなシキガミを再現することが可能である。
また、体育祭や文化祭などでも使用される。
そんな場所を使って技能テストを行うのはうちぐらいらしい。
深川:じゃあ始めるよ〜
先生が機械を操作すると目の前に「シキガミ」が姿を現した。
改めて目の前にするとその大きさや纏う雰囲気に思わず息を飲んでしまう。
前と同じように念じるが何も起
まほ僕 第10話 「さくらとの秘密の特訓?」
文化祭が終わってもなお学校は賑やかだった。
朝から夕方まで教室にあかりが灯っていた。
それは、体育祭がまじかに迫っていたからだろう。
かく言う俺も体育祭に胸を踊らせていた。
深川:じゃあ今日から体育祭に向けて準備していくよ〜
先生から説明を聞く。
深川:まず、競技の事だけど一人一つ出てもらうから
うちの体育祭は普通ではない。
簡単に言えば魔法を使って闘い、力を高め合う。
競技に魔
まほ僕 第11話 「体育祭①」
10月某日
乃木高校 体育館
〇〇:じゃあ頑張って
遠藤:うん、そっちこそ負けんなよ!
さくらとの秘密特訓から約2週間が経ち、季節はすっかり秋となってしまった。
〇〇:個人戦は競技場だっけ?
賀喜:うん、そっちはプログラミング場でしょ?
〇〇:あぁ、初めて使うから結構ドキドキしてる
プログラミング場
乃木高校が誇る屈指の技術が詰め込まれた競技場である。
森林や街の中、サバンナな
まほ僕 第12話 「体育祭②」
体育祭で盛り上がっている場所から少し離れたところ。
乃木高3年 齋藤飛鳥
気が強く、容赦ないその性格に多くの生徒は恐れていた。
また、その華麗な容姿から男子からは密かにファンクラブが作られていたが当の本人はその事は知らない。
そして、彼女は特Ⅲ類に属される式師である。
この乃木高において彼女は最強と呼んでも過言ではない。
そんな彼女の前に、いや、彼女たちの前に現れた。
1人の「シキガ