【レース前編】チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン 100km完走・サブ10コツ教えます
レースがスタートする前に、大会の情報を軽く振り返ります。
FUJI4LAKES コース
スタート→山中湖→河口湖→西湖→精進湖→西湖→河口湖→フィニッシュ
コース最大の魅力は、それぞれの湖から見える世界遺産の富士山は絶景です。ゴール直前に高低差200mある激坂を除いては、富士五湖のまわりを走るのでアップダウンの落差が少なく、ビギナーの方にも挑戦しやすいウルトラマラソンの登竜門です。
100km部の参加者1,929名
3種目の中で参加者数が多いため、3ウェーブに分けてスタート。
私は4:45第2ウェーブからスタートしました。
号砲から3分ぐらいスタートラインを切るまでかかりました。
少し暗闇の中でしたが、足元がみえないことはなかったです。
【 富士北麓公園スタート → 山中湖 】
◾️ポイント
山中湖まで下りが多め。スピードの出し過ぎに注意。
最初1kmは少し上りますが、そこから6km地点まで下ります。またここまで戻ってくるコースなので、飛ばしすぎないように気をつけました。
第1エイド5.2kmでは、初マイカップの利用。
ジャグからコップへの給水はスムーズに成功。
しかし、カップが思ったよりも柔らかくて、紙コップと同じように握ったら、すごい勢いで口に水が流れ込んで溺れました。
慣れるのかなと不安になったエイドでした。
エイドを出てから山中湖に到着するまで、3回ほど信号待ちになりました。信号待ちは、サプリを補給したり、ペース表を確認していました。
第2エイド11.1kmで初めて常設トイレを使用。常設トイレだと段差がなくて、足に負担がかからなかったり、混み合わないのがおすすめです。
山中湖は高低差がほとんどなく、道路も整備されていて良いリズムで走れます。21kmで富士山が綺麗にみえて写真を撮りたかったけど、少しでもタイムを縮めたかったので、我慢して走りました。
22km〜25kmまで心拍数が高くなっています。高度は変わらず、向かい風の影響を受けて、前に進みづらさを感じたところでした。ペースが落ちると思ったので、前のランナーを追っかけるように走りました。
【 山中湖 → 富士北麓公園上 】
◾️ポイント
第1・8エイド33.6km〜第9エイド38.3kmまでの坂道で歩き癖をつけないこと。
山中湖を出たら、同じルートで富士北麓公園へ向かわず、忍野村を通ります。
1番曲がりが多い区間で方角が分からなくなりますが、誘導員や看板でコースには迷うことなく走れます。
第1・8エイド33.6km
このエイドは往路でも利用しました。ここから第9エイド38.3kmまで坂がキツくなります。サブ10するなら㌔7分は死守して頑張りましょう。
青丸の区間は歩きも入れて走りました。
【 富士北麓公園上 → 河口湖 】
◾️ポイント
頑張ったご褒美タイム。信号待ちは焦らず、補給やストレッチ時間。
足を攣ることなく、第9エイドまで戻ってこれました。ここからは頑張った分のご褒美タイム。
第10エイド45kmを目標にガンガンスピードを上げて下っていきます。約7kmと少しエイド間が離れていますが、下りなので問題ないと思います。
ー ラップ紹介 ー
40km㌔5:15、41km㌔4:50、42km㌔4:27、43km㌔4:58、44km㌔5:59（信号待ち1ヶ所含む）
42km地点 3時間58分57秒
サブ10するには、フルマラソンサブ4の力が必ず必要ですね。
約44km〜46km河口湖にくるまで、信号が多いです。焦らず補給とストレッチしながら待ちましょう。
自分は次の信号が変わるまでにと思ってダッシュしましたが、結果間に合わず、マイペースで走っていたランナーと信号で合流していました。
50km地点は河口湖で通過します。今まで走った距離は忘れます。ここからカウントダウン開始。
河口湖は平坦なので㌔5:30で安定したペースで走れました。
最後の練習で50km走をやった時は、足を攣っていましたが、予定通りのペースメイクとエネルギー補給が成功して、コンディションはとても良い。
【 河口湖 → 西湖 】
◾️ポイント
サブ10でも歩く覚悟は必要。補給しながら歩く。
西湖に向かう難所、足和田出張所56km〜57km（トンネルまで）
高度マップだと分かりづらいですが、ここ1kmは激坂です。過去に無理に走って、足にダメージが残った経験があるので、エネルギー補給をしながら一部歩きました。
西湖の道路が左に傾斜が強く、右脚の腸脛靭帯に痛みが出てきました。この辺りから少しの傾斜でも負担を感じるようになってきました。
西湖の60km地点は5時間46分14秒通過。
後編の記事へ続く