ターゲットに一点集中する店づくりが大切
いつも聞いているFMラジオのDJさんがおっしゃっていました
「電波の向こうの何十万人じゃなくブース前の数人のスタッフを笑わせようと喋っている」
これ、商売も全く同じです
ターゲットを絞ることで多くの層に刺さるお店になります
例えば当店では「人見知りでおとなしい人」をターゲットにしています
●店頭のガラスに貼っている商品メニュー表を「その前に立って眺めても店内のスタッフと目が合わない」高さに設定したり
●商品価格に注意書きを添え、例えば「〇〇なら550円UP」などと具体的に記載したり
●来店時に「いらっしゃいませ」ではなく「こんにちは」と声かけをした
書き出せばいろいろありますが全てはターゲット層ができるだけストレスに感じないよう配慮しています
外からメニューを見てる姿を店内からチラチラ見られると落ち着きませんよね
そのメニューで価格を確認したのに1100円だと思ったら1650円だったりした際に「え?」と思ってもカッコ悪くて言い出せないことも多いです
いらっしゃいませと声をかけられてなんてこたえます?
「あ、はい」なんて感じでしょうか
「いらっしゃいませ」には対になる言葉がありませんので面と向かって言われるとけっこう困るんですよね
これら全て私が日々の買い物で感じていることなので、同じように感じる方にストレスなく買い物をしてほしいと思っています
狭い範囲に向けた店づくりが結果的に多くの人に支持される、なんてことがままあります
広い範囲に向けてアレコレしてもそれぞれが中途半端で個性がぼやけてしまいます
一点集中で尖った店づくりが潰れない個人店にはなにより必要だと思います
ではでは