株の知識をなんとなく
書店に行くと、投資の成功術とか、これなら安心して株を始められるとかを謳う書籍がいつも並んでいる。
また、ネットでも、眉唾ものも含めて、株の売買に関する情報は至るところに見受けられる。
株で儲けようとかいうことは考えずに、純粋に、どんな株の銘柄があるのかを眺めるにはちょうどよいサイトがある。
日経平均プロフィル(日経の指数公式サイト)である。
そのサイトの指数一覧のタブをクリックすると、ジャンルごとに分かれているので、まずは「消費」のところを見てみるとよい。
「消費」の分野は、さらに「水産」「食品」「小売業」「サービス」と分かれている。
それぞれのジャンルでは、ふだんの生活でなじみのある企業名がいくつか見つかるだろう。
そのうちのどれでもいいからクリックすると、7月1日から今日現在までの株の値動きが一目で分かるグラフが目につく。
同じジャンルの他の企業と比較すると、一方は上り調子なのに、他方は下降の一途をたどっているのも分かる。
それはどうしてなのかを考えてみる。また、どこで局面が変わったのか、背景にどんな出来事があって、どのような影響を受けたのかを考えることが、株を学ぶ第一歩である。
その基本をすっ飛ばして、儲けに関する情報に飛びついて、それをまねても失敗して終わりである。
ということで、なんとなくお伝えした。