生活の知恵講座【第48回】
ガソリンが値上がりして、悲鳴を上げている車の所有者や事業者は多いことだろう。
今後、電気自動車に切り替わり、脱ガソリン車の動きが加速するのは目に見えているのだから、早めに見切りをつけることも必要である。
ガソリン車を手放すことで、CO2の排出削減に一役買えるのである。これほど大きな貢献はない。
私は、かつて車を所有していたが、まだそれほど乗り回していないうちに、売却した。そのときに、購入額の半額が戻ってきた。
だから、これからの生活を心配する人は、いっそのこと車を手放せば、家計が赤字になるどころか売却益で黒字化する可能性だってあるのである。
あと5年とか言っていると、本当に脱ガソリン車の時代が到来したとき、電気自動車に取って代わられていると、売却しても買い手がつかないから高くは売れないかもしれない。
貯金を増やしたい、もっと自由にお金を使いたいなら、環境保護に貢献して、車を手放すのもよいかもしれない。
ガソリン代のほかに、オイル交換、定期メンテナンス、自動車保険が年間いくらかかっているかを考えれば、車は本当に必要なのかどうか答えはすぐに見つかるはずである。
そして、車を手放すことはダイエットにもつながるのだ。