オリンピック疎開

戦時中は、集団疎開というのがあり、都会の空襲から逃れるために、地方に避難した子どもが多くいた。

コロナ禍も、ウイルスとの戦いという点では、まさに戦時中といえる。

海外からの選手団が続々と来日してきて、国外からウイルスを持ち込まれる懸念がある。だから、オリンピックをやるなんてけしからんという考えに至る。

もし、あなた自身やあなたの家族がオリンピック開催によって、変異ウイルスに感染してしまうことを本気で心配するなら、オリンピック期間だけ「疎開」する手もある。

一番いいのは、帰省することであろう。家族に移す心配があるなら、マンスリーマンションを借りるという手もある。金銭的に余裕があるなら、長期の旅行やキャンプも良いかもしれない。

ただし、感染対策はしっかりと講じることである。

アスリートの応援は、テレビが見れる環境にあれば、どこにいてもできる。

とにかく、オリンピック開催による直接的な経済効果は海外からの選手団の消費活動に期待して、オリンピック開催に懸念がある人は、一時的避難としての地方滞在を試みる。

それによって、そういった人たちの移動で旅行業界や鉄道業界の収益が増えるし、地方の飲食店も集客効果で少しは潤うかもしれない。

「いやなら出ていけ」という言葉を、子どもの頃はよく言われたものだが、まさに今がそういう状況ではないだろうか。


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