身につけたい清掃習慣(11)
このシリーズも、後半に入った。最初に予告しているとおり、クリスマスの日が最終回で、全20回のシリーズである。
さて、後半は、掃除がしやすい環境づくりにも目を向けることにしよう。
家の中にあるもので、例えば、ぬいぐるみや置き物に目を向けると、それが棚の上に置かれていた場合、いつの間にかホコリをかぶっていることはよくあるだろう。
きれい好きの人なら、それをそのまま放置することはできず、そのたびに掃除をすると思う。
だが、もし、そのぬいぐるみや置き物を、ショーケースのようなものに保管するという方法に変えたらどうだろうか。
当然のことながら、ショーケースに守られてホコリをかぶることはないので、掃除をするのはショーケースの天板だけで済む。
同じことは、ぬいぐるみや置き物以外にも言えるはずである。
トイレットペーパーを、トイレの棚の上に積み上げるより、どこかの格納庫に保管するほうが、掃除は楽である。
冷蔵庫の上にも、物を置いていないだろうか。そこに置くくらいなら、キッチンの戸棚にしまってもよいだろう。
とにかく、家の中を見回してみると、物をホコリがかぶるところに置いていることが多いことに気づく。
掃除の習慣がなかなか身につけられない人は、こんなふうに置き場所を変えてみることで、家の中をスッキリした状態にすることができるので、やってみると良いだろう。