アラサー女子、プリクラを撮りました
今日、友達とプリクラを撮ることになった。ちょうどゲーセンもあるし、撮ってみようよなんていうノリで。いやまって、プリクラなんていつぶり。ピークは高校生の頃で部活終わりでも遊びに行った先でも、常に撮っていた。大学時代もそこまでとはいかなくとも、帰る前にプリ撮ろうよなんて時間もあったし。
階段を上った先にあった、機械はどれも名前も知らないものたちだった。どこ行った私の青春時代のプリ機たち。とりあえずよく分かんないから、手前にあるやつでいいかと決める。既に小さなジェネレーションギャップなるものを食らっているので、おそるおそる機械に触るけれど操作は大して変わっていなくて安心する。人数とかフィルターとか。ただポーズも先に選ぶようなので、やったことあるポーズにしようよとなりながら選ぶ。小顔ポーズの寿命は長い。
そして小さな部屋に入り、カメラの前に立つ。どうも一枚あたりの撮られる時間とか落書き時間が早くなっている気がする。最近の子たちは拝啓は真っ白のまま、落書きもほとんどしないらしいから時間が必要ないのだろうか。色々なスタンプやカラフルなペンで彩っていた時代は終わったらしい。久しぶりのあの太いプリクラ用のペンで、書いてみるも相変わらず綺麗には書けなくてそこは変わらないのだなと安心もする。髪の毛のつやつや度だって、そもそも顔全然違うんだけどなんて話しているうちに落書き時間はおわぅた。意図せずJKたちのような落書きなしのプリクラが数枚出来上がった。
そしていよいよプリクラが出てきたわけだけれど、途中で選んだ気がする3枚が枠にはまったものがぴろんと。そしてそれぞれの分を分けるのに真ん中で切り取り線が入っているので、すぐに彼女がはいとくれる。切り取り線が入っているのは便利だけれど、はさみが得意な子が代表して切ってくれたり、貸し出しはさみが混んでいると代表して家で切ってくれる子がいたことを懐かしく思ってしまう。今は撮ったやつ全部貰えないんだね 昔って小さくなったやつまで20枚くらいついてたよね 盛れてるなんてレベルじゃない骨格からして違うわ これはもう詐欺だね
なんて話しながら上ってきた階段を下る、25歳と26歳だったりする。
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