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la la la ”シュライン”

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神社にまつわること、またはその旅に関しての記事をまとめたもの。随筆、旅日記的なものも多し。
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#神道

シュライン#23.夢の中で水神は我を呼ぶ/貴船と京北賀茂神社の高龗(たかおかみ)

そもそも話は4年前に遡る。夢の中の話なので夢のような話なのだが津波が来る夢だった。津波だけど波の色が沖縄や宮古島の海のような綺麗なターコイズで透き通っていた。その神社はなんか崖っぽいところにあって、波から逃げて鳥居を潜ったときにそこに文字を見た。「貴飴神社(きあめ)」と書かれていた。以前こちらでも「おおくまごう」に行った話を抽象的なボイスレコードで語ったが、わたしの夢に神社や社の類が出てきてわたしを呼び始めたのはおそらくこの2021年が最初だと思う。夢の中で見た場所に行くとい

シュライン#20. 倭(しどり)神社/【滋賀里】

倭姫王(やまとひめのおおきみ)は、ちょうど卑弥呼や瀬織津姫などを追いかけていくとたどり着いていく、秘密の多い皇后さま。 天智天皇の妻であり、万葉集の歌人、額田王(ぬかたのおおきみ)と、同一人物視する説もあり。わたしはまだ彼女を掘り下げれてはいない。 倭姫王(やまとひめのおおきみ、生没年不詳) 飛鳥時代の皇族。舒明天皇の第一皇子・古人大兄皇子の娘。母は未詳。 天智天皇の皇后。子女は無し。大化元年9月12日(645年10月7日)、 父・古人大兄皇子が謀叛の疑いで中大兄皇子(後の

シュライン#18. 伊豆神田神社(大津・堅田)

予想もしない神社に行くことになった、琵琶湖大橋を渡って。 とはいえこのあたりはわたしのホーム、生まれた家のある滋賀県である。 この神社に行くことになった流れやその日の出来事はこちらにまとめてあります。 ・・・というわけで、今日ここで語りたいのはこの「姫妃<6>」で語った「縁起の交換」ということについて。そもそも「縁起」ってなんのことだろう、それを交換するって、何が起きるというか何を表すの!? <「縁起」の意味 > 1.物事の吉凶の前兆。きざし。前ぶれ。 2.社寺の起源・