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la la la ”シュライン”

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神社にまつわること、またはその旅に関しての記事をまとめたもの。随筆、旅日記的なものも多し。
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記事一覧

♩口述記[Sep/2023]「上からの辞令」その2

辞令が出るきっかけとなったのはおそらくあのボヤではないかと思う。

♩口述記[Sep/2023]「上からの辞令」その1

9/1付で移動になった。仕事の話だけども、一般的な仕事の話ではない。 出勤初日は夢で呼ばれた場所に挨拶へゆく。そこからまず、全てが始まるらしい。

シュライン#22.天雷无妄(てんらいむもう)/これも後からわかるだろう/白山比咩神社(石川県白山市)

今(そうだな最初に” くくりひめ”の写真でも載せよう💡)と思い、神様カードを遊び半分でパッと1枚引いてみたらそれが「菊理媛神」のカードだったのでゾゾゾとして「神様ってやっぱいるんだな」と思った。 年始に京都の貴船神社に行った時も帰ってきて何気に引いたカードは「闇淤加美高淤加美(くらおかみ・たかおかみ)」という貴船の祭神だったので、 本当にこの神様カードには得体の知れない力が何か宿っていると思う。 だいたい神社にはどことなしに「呼ばれる」あれがあるもので、呼ばれるとそこへ行く

シュライン#21. 藤ヶ崎龍神(滋賀県近江八幡市)

この「藤ヶ崎龍神」も「倭神社」と同様、メインの目的の「ついで」にふと寄った神社なのでーー最終的にはここに来なくてはならないからあの予定を入れたのでは、となるくらいの引きがあるのだがーー帰宅してからいろいろ調べた。わかったことを順に書いていこう。 もともとこの日、近江八幡を訪れた目的は、姉妹のように育った母方の従姉妹が働くクラブハリエ本社こと「ラ・コリーナ」の観光である。 クラブハリエは洋菓子屋さん、滋賀県民にとっては和菓子屋で有名な「たねや」の洋菓子部門であって、従姉妹はク

シュライン#20. 倭(しどり)神社/【滋賀里】

倭姫王(やまとひめのおおきみ)は、ちょうど卑弥呼や瀬織津姫などを追いかけていくとたどり着いていく、秘密の多い皇后さま。 天智天皇の妻であり、万葉集の歌人、額田王(ぬかたのおおきみ)と、同一人物視する説もあり。わたしはまだ彼女を掘り下げれてはいない。 倭姫王(やまとひめのおおきみ、生没年不詳) 飛鳥時代の皇族。舒明天皇の第一皇子・古人大兄皇子の娘。母は未詳。 天智天皇の皇后。子女は無し。大化元年9月12日(645年10月7日)、 父・古人大兄皇子が謀叛の疑いで中大兄皇子(後の

シュライン#19. 來宮神社(熱海)

來宮(きのみや)神社は、わたしがここに書き記してきた神社の中ではかなりキャッチーで有名なほう。でも実はそんなこと知らなくって、去年家族で熱海の石亭という温泉に泊まった際、次の日近くで何か、ということで立ち寄ったのである。その時はあまり時間がなくて本当に「さっと」タクシーに待ってもらったまま15分ほどで回らなくてはいけなかった。 有名なのは大楠(おおくすのき)で、その周りを一周してご利益をいただくのに長蛇の列が並んでいた。 ちょうど2017年から親友のお父様が営むテーブル作りの

シュライン#18. 伊豆神田神社(大津・堅田)

予想もしない神社に行くことになった、琵琶湖大橋を渡って。 とはいえこのあたりはわたしのホーム、生まれた家のある滋賀県である。 この神社に行くことになった流れやその日の出来事はこちらにまとめてあります。 ・・・というわけで、今日ここで語りたいのはこの「姫妃<6>」で語った「縁起の交換」ということについて。そもそも「縁起」ってなんのことだろう、それを交換するって、何が起きるというか何を表すの!? <「縁起」の意味 > 1.物事の吉凶の前兆。きざし。前ぶれ。 2.社寺の起源・

シュライン#17. 穴八幡宮

こんにちは。シュライン全然更新できてない(涙) 9月末の伊勢神宮からのひと流れを必ず2月中までに一気に更新します。 そんな中で当然新しい流れもあるので、今日は2019年になってからというか先日満月の日に行った穴八幡宮。 穴八幡宮(あなはちまんぐう)は、東京都新宿区西早稲田二丁目の市街地に鎮座している神社。蟲封じのほか、商売繁盛や出世、開運に利益があるとされている。旧称は高田八幡宮。(By Wikipedia) 実はこの神社、金銀融通の「一陽来復守」を冬至から節分までに配布

シュライン#16. 皇大神社【伊勢遺跡】by 2019年元旦

2019年が明けました。振り返ってみるとこの「la la la シュライン」がなかなか更新できぬまま本日を迎えていることに気づくのですが、この年始に立て続けに更新したく思う。時系列に沿って更新しようと思っていたのだが、元旦にどこを参拝したのかはとても重要な出来事であり、まずは伊勢遺跡と皇大神社のことを記すことにする。 わたしの実家の産土神は「勝部神社(旧物部神社)」で主祭神が「ニギハヤヒ」であることを突き止めたのも実は2018年秋、幼い頃から慣れ親しんだ神社なのにそれを知らな

シュライン#15. 那智大瀧 (飛瀧神社)

シュライン#14「熊野那智大社」の続きです。なぜか昨日と文体が違うのですがお許しください。笑。「熊野古道」として観光セットになっているコースとして最後に訪れるのがこの「那智の瀧(なちのたき)」ですが、 ここは「熊野那智大社」の別宮「飛瀧神社」となっており、御神体が”瀧そのもの” ということみたいです。 御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)でありこの神様は国津神(くにつしん)の頭である大国主命(おおくにぬしのみこと)の別名ということらしい。神様にいっぱい名前あってわからなく

シュライン#14  熊野那智大社(ヤタガラスをめぐる旅)

2018年9月の”諸々巡り旅”はここから始まったので、時系列に整理していこうと思う。まずは熊野那智大社から。 しかしそもそもここへ行くことになったのはスピリチュアルな流れでは一切なくって、我が宇宙人母が「帰ってくるんやったら温泉でもいこか」と突然言い出して、イイネイイネとなり「そういや昔な、和歌山の洞窟温泉に泊まったことあるねん、あそこもっぺん行ってみたいな」と母が言うので「洞窟温泉!?おもろそう!」と言うことで、和歌山の勝浦の「ホテル浦島」に泊まることにした。そしてじゃあそ

シュライン#13 「多賀大社」(イザナギ・イザナミを追いかけて②)

前回の「お多賀さん」では、お多賀さんにまつわる物語なんかを紹介したのですが、今回はシンプルに、神社の写真や説明なんかを載せて、「行ってみようかな」と思う人の、何か足しになるようにしたいと思います。 まず「多賀大社」なのですが「なんで”大社”なんだろう”神宮”とどう違うのかな」と母が言っていたので調べてみましたが”神宮”は基本的に天皇にまつわる宮さんのことで”大社”は格式高く、規模の大きい神社のことだそう。 鳥居の前の通り。ちょっとした土産物屋や食べ物屋があります。 母が「

シュライン#12  「お多賀さん」(イザナギ・イザナミを追いかけて①)

滋賀県犬上郡にある「多賀大社」通称「お多賀さん」は、 天照大御神の祖神(おやがみ)であるイザナギ・イザナミをお祀りする、地元では有名な神社だそう。わたしは手塚治虫の「火の鳥ー太陽編ー」の主要舞台として滋賀の犬上郡が出てきたので、そこを掘り下げてここにたどり着いたのですが、母曰く「毎年お父ちゃんと初詣にきていたよ」とのことでよく知る馴染みの神社らしい。(わたしの妹はここで七五三をしたらしい) 参拝後母と蕎麦を食べながらネットでいろいろ調べていて、お多賀さんにまつわるある歌を見つ

熊野古道の八咫烏(やたがらす)