それに1億円の価値はあるか?
今、ニューヨークでは、トイレットペーパーが1つ400円と聞きました。
1つです。
1ロール。
12ロールが、ではなく。
つまり、12ロールだと、4800円。
嘘でしょ。いや、これは大変。
円安の影響を差っ引いても、高い。
トイレの問題は、大問題です。
物価上昇と、円安を肌感覚で感じる瞬間。
日本で良かったなぁなどと言っている場合ではありません。
トルコのように食料自給率が100%の国だったらまだしも、日本は色々なものを輸入しないといけません。
しかし、これだけ円の価値が弱くなっているとしたら、様々なシーンで買い負けてしまいます。
「年収1400万円は低所得」の帯で話題となったこの本を思い出しました。
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昨日とうとうドル円が1ドル140円をつけました。
日本円で貯金をしていると危険…という話もよく聞くようになってきました。気が付いたら価値が変わっていました。
お金の価値って、なんだろう?
テレビのCMで、
「1円玉を作るのに3円かかるって知ってる?」
というのがあります。
1万円札を作るのには22〜24円だそうです。
1万円と買いてある紙、なんですよね。
その金額の「価値」は、みんなの共同幻想。
「円」が弱くなっていくとしたら、日本円で貯金していること自体がリスクかもしれません。危険分散のためにドルに変えておいた方が良い…と。
外貨の預金口座、持っていますか?
作っておいた方がいいかなぁ。
スマホのアプリで見てみたら、簡単に外貨預金できそうです。
でも、メリットだけでなく、デメリットも高いようです。
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手数料や為替リスクについて説明されています。
この中では
①手数料の安いネット銀行を利用する、
②債権を利用する
などの提案がされていました。
逆に、販売先を海外に求めて外貨を獲得する方法を探してみる、というのもありなのかな?
今年はニュースで、宗教に全財産をつぎ込んでしまった、というような報道がありました。
人生を左右するほどの大金を注ぎ込んでしまうほどの「価値」って、なんなのでしょう?
それに1億円の価値はあるのか?
相次ぐ値上げで、ランチが1000円に収まらなくなってきただけで、あるいは98円だったペットボトルの飲料が100円を超えていただけで、うわ、高くなった!と感じるのに。
トイレットペーパーが400円ではやっていけない!と思うのに。
結局のところ、人の考え方、感じ方でお金の価値は決まる。
通勤途中のコンビニの前で時折、店員さんが「おにぎり20円引き」と買いたプラカードを持って大きな声で客寄せをしているのを見かけます。
おにぎりにとっては、20円引きは大きな割合です。
呼び込みをしている店員さんの時給が1000円だとしたら、50個販売しなければなりません。
1億円の寄付から考えたら、5000000コ(5百万コ)売らなければなりません。
トイレットペーパーだったら…?(1個400円ショックのあまりトイレットペーパーから離れられなくなった)
そして、1人の人をその作業専用に使うのは果たしてアリなのか?とおにぎりの値引きプラカードの前を通り過ぎるたびに思います。その経費は必ずどこかで価格に跳ね返るからです。
おにぎり20円引きの売り込みに1人の人を使う価値はあるのか?
損益分岐点はどこなのか?
1億円の寄付はともかくとして、人生で大きな買い物といえば、
やはり、家。保険。
そして、趣味。
私の場合はカメラ関係でしょうか。そして写真を撮りに出かける旅行代。
あるいは、漫画、映画、イベント…
小銭をコツコツと積み重ねて貯めたつもりで、ドカンと大きなお金を使ってしまっていることがあるかもしれません。
それに本当に価値があるのか?
お金は、共同幻想。
それをどのように使うのか。
ただ貯めているだけで死んでしまったら何もなりません。
でも、老後も不安。
何かをやりたいときに必ずお金は必要です。
お金の使い方、貯め方は難しいです。
自分で本当に価値があると思えるものに使えたと思うのなら、それは幸せなお金の使い方だと思います。
お金は大事。そしてその使い方も大事。
つまるところ、自分と真剣に向き合って自分が本当にやりたいこと、望んでいることや、求めているもの、幸せに感じることを見極めることが大切だと思います。