3年ぶりに開催された、きほく燈籠祭2022
3年ぶりの開催の、「きほく燈籠祭」を見に三重県紀北町へ行きました。
このお祭りは元々は、旧紀伊長島町の赤羽川の川開きイベントとして、時の青年団が数百羽の都鳥型燈籠を流したのが燈籠祭の始まりなのだそうです。
それが一時中断したり、時を経て、今の大燈籠を飾る形になりました。
私のお目当ては、フィナーレを飾る花火「彩雲孔雀」。
港の水面に映り込む花火の美しさは格別です。
花火会場へ向かう途中で跳ね橋が上がり始めました。
ここは漁港。船が通ります。
花火を見るために、お宿の夕食の時間を早めてもらってすでに晩ご飯は食べて出てきました。
(その夕飯があまりに美味しすぎたので、その話は別のnoteにすることにします。)
今年の大燈籠は地球。
新型コロナの感染拡大や、ロシアのウクライナ侵攻など世界的な課題をみんなで考えようと、地球にしたのだそうです。
花火のプログラムは以下の通り。
■ 20:00~ オープニングスターマイン
■ 20:05~ 追悼スターマイン
■ 20:09~ 追悼スターマイン
■ 20:13~ 大燈籠競演『みんなの地球』
■ 20:23~ スターマイン
■ 20:29~ 追悼スターマイン
■ 20:33~ 追悼スターマイン
■ 20:37~ 追悼スターマイン
■ 20:47~ 燈籠大仕掛 ~彩雲孔雀
ここの花火の特徴は、追悼スターマインのはじめに、
「母ちゃんの教えを守って兄弟で力を合わせて頑張るよ」とか、
「じっちゃん、向こうでばっちゃんと仲良くやっていますか?」
など、それぞれの花火のアナウンスがあること。
お盆の季節の花火らしいです。
そして、地元の人のお祭りをみんなで作り上げている雰囲気も伝わってきます。
とても素敵な町。
あっぱれ!和田煙火店。
青から、虹色へ変化する千輪。夜空を一面に覆う美しさでした。
この花火は、変化するので動画の方が迫力と雰囲気が伝わりやすいと思います。
そして会場の横の方の位置から撮ったのですが、水面に映り込むところを撮影するならもっと遠くから撮った方が良いなということも分かりました。
近すぎて全部入らないです。
特徴としては、スターマインのナレーションの後に、これでもか!というくらい続々と色鮮やかな花火が上がること。
花火との距離が近いので、音がお腹にひびきます。
念願の「彩雲孔雀」は他では見たことがない美しさでした。
また違う場所からぜひ撮ってみたいと思います。
そして、さすがの漁師町。お魚の美味しさが格別なので、ゆっくりお夕食を楽しむためにも次回は2泊しないといけないと思いました。
旬のお魚が季節によって変わるので春も、秋も、冬も行ってみたい場所です。
「彩雲孔雀」をお彼岸とか、できれば大曲のように四季を通じて打ち上げがあったらいいのにな…と思いました。