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ヨガは体が柔らかくないとできないのか?

ヨガのポーズと一般的に聞くと、足を首にかけたり、軟体動物のように足を横に開いたりする事をイメージされがちですが…
わたしのレッスンで、そのようなポーズをする事はほぼない。むしろ、15年ほどヨガをしている私ですら、足は首にかからない。(笑)
インストラクターらしからぬ…なんて声も聞こえそうだが、ヨガをやる上でも教える上でも困った事は今のところ一度もないのです。


身体が硬くてもできるの?

はいできます。硬いからこそ、するのです。
例えば、足を首にかけたいな〜
なんて日が、急に訪れたとしましょう。(笑)
そんな時に、急に足を首にかけようとするのではなく、そうなる為に必要な事をピックする事が大事なんです。

一般的に考えられる要素としては、
⚫︎股関節の柔軟性
⚫︎体幹や腹筋強化
⚫︎モモ裏の柔軟性
⚫︎肩甲骨や背骨周辺の筋力up

などなど…そこに到達するまでに必要なものが結構たくさんあります。まずはできない要因を洗い出し、必要な要素を知る事が重要

必要な要素を見つける


それを満たすための難易度の低いヨガのポーズをします。股関節を柔軟にするポーズであれば、座って足裏を合わせて前屈をしたり。
モモ裏を柔軟にするならば、長座で座り片足を前に伸ばして前屈をしたり…と。誰でも一度はやった事のあるようなものだと思います。

それすらも、硬くてできないならば、また同じようにできない要素を探します。
座って足裏を合わせようもんなら、膝が痛いです→お尻を解そう→テニスボールでコロコロする。

などと、ドンドン難易度をさげて自分に必要な要素をお宝探しのように発掘します。

ポーズに向かうプロセスがヨガ


お尻の下にボールを置いてコロコロしながら、これもヨガです。と言ったら、見る人によっては、
どこが?ヨガなの?
なんて疑問に思うかもしれません。
が、はじめに戻ると、足を首にかけるために、必要な要素を探して向き合い、そのプロセスを楽しむ事がヨガだと、ルミヨガは考えています。
なので、ボールでお尻コロコロだって、ヨガです!!うん。完全に、ヨガよ。


まとめ

いわゆるヨガの難しいポーズは、人それぞれの身体のポテンシャルによって、出来、不出来はあります。ただ、身体が硬いからできない…ではなく、出来ない理由を探し、できるように取り組む事こそがヨガなんだと思うんです。

難易度の高いポーズを目指すだけじゃなく、
綺麗な姿勢を目指す!
腰痛改善を目指す!
ダルさを感じない身体を目指す!
など、目指すものもなんでも良いのです。

なりたい自分を見つけて、そこに近づく。
それこそがヨガ🧘‍♀️
そして、その人に必要な要素は何か?を一緒に探すのが、ヨガインストラクターの仕事だと思うんです。

そんな私は、最近ゆる〜く走るのに快感を覚えています。チャッと走ると、気分が晴れてやる気がでるのです。それでも身体が重い日にはファスティングをしてみる


その後ゆっくりお風呂にはいると、むくみも取れて、翌朝の目覚めが心地いい♡
このルーティーンが、私に取ってのヨガになりうる日もあるのです♪

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