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「人とは違うことをやりたい」

今回は
明治・大正期の実業家で
大倉財閥の創始者、
大倉 喜八郎氏のことばを取り上げようと思います。

国家にえだちたい
人とは違うことをしたい

大倉 喜八郎



彼が創立した企業は、
今残っているものだけでも、
大成建設、サッポロビール、帝国ホテル、帝国劇場、
日清オイリオ、あいおいニッセイ同和損保、特種東海製紙、
リーガルコーポレーション、ニッピ、日本化学工業、東京製綱、
日本無線、本渓鋼鉄公司(中国)
などがあるそうです。

凄いですね😳

幕末から明治にかけて
従来の価値観は通用せず
先の見通しも立てづらい時代に
業を興して日本の近代化に多くの功績を残し

同時代の人からも
「大冒険的商人」と評されていたのだとか

自分の中から湧いてくるものを信じて
未知の世界に飛び込むのは
勇気が要りますよね。

目前の「やらねば」に切羽詰まっていれば
勇気だナンダと
もだつくこともなさそうですが。

この自分の中から湧いてくるものに
従って、行動を積み重ねていけば
自分の明徳をあきらかにすることができそうです。

自分にできる精一杯をする
それが一燈照隅行で、
一人一人が一燈照隅することで
万燈遍照となる。

私、明治維新の志士のお話し、
好きなんです。

こういう自分の現場を請け負った人たちの
濃密な人生の結果、

江戸は火の海を逃れて無血開城し
突然広い世界に放り出されても
脅威の成長を遂げて
今の文化を築いている。

全部壊してゼロから作り直すのが革命。
今あるものを壊さず、少しずつ新たにしていくのが維新。

いま平然と生きていられるのも、
革命ではなく維新を選んだ
幕末明治の人々のおかげなんだと

…いうロマンチックを信じています(笑

2022年10月23日 大倉 喜八郎氏のお誕生日に際して

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