永遠のロックスターに早すぎるもなにもあるか!
ちょっと自分が捻くれすぎてしまっている。
愚痴の含まれる記事となります。
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THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの
チバユウスケさんが
旅立たれてしまいました。
癌で療養されるということは知っていたので
あっちゃんの時に比べて心構えはややありましたが
心配でありながらも帰ってくるという希望もあると勝手に思っていたので
そのニュースを見た時はまたも心が止まってしまいました。
人は勝手に傷つき失望し
勝手に救われる。
こうした訃報に対して
落ち着けずにSNSや掲示板に目を通したりするのですが
「誰?」みたいな心無き言葉は論外として
なんだかなぁ…と思うことが多々あり。
まず、よく言われる「早すぎる」という言葉。
死に早すぎるがあるなら遅すぎるもあるというのか。
とくにミッシェルに関しては
アベフトシさんのこともあり
なんだか複雑な気持ちになり。
最近のニュースで目にしたんだったかな
いじめを苦にして自殺した生徒について
「天寿をまっとうした」と発言した校長がいたとかなんとか。
それはさすがに論外なのですけど…
もちろん「早すぎる」と故人を悼み惜しみ寂しいという気持ちの表現だとは理解できるのですが、
そのニュースのようにもっと若くして旅立たれる命は
毎日のようにいる。
最近訃報が多すぎて
「なにが起きているんだ」って?
人は必ず死にます。
ずっと死なない人間がいる方が
「なにが起きているんだ?」ですよ。
不老不死の秘薬はございません。
自分より先に逝かないでくれ
もう誰も連れていかないでくれ。
気持ちはわかるのです、でも
そりゃあ不可能なんだよ。
嫌ならてめえがさっさと死ぬしかないんだよ。
「お酒を飲みすぎなければ」「煙草をやめていれば」
は?
うるせぇ、それがロックスターなんだよ!!!
考え方が古いとか時代に沿わないとか知るかです。
どんなに健康に気を使って生きてたって
突っ込んできたトラックに飛ばされればだいたい死にます。
それが人の命です。
好きなことして生きてなにが悪い。
考えられる死因のいくつかを回避して生きることが快感ならあなたはそうして生きてくれ、他人に押し付けるな。
きつい言葉を使った書き方になってしまって
申し訳ない。
これでも配慮はしましたが、
なんだかこんなことにモヤモヤしてしまう出来事が続き
死生観の相違は相容れない人々とは
相容れないものなのだなと
改めて実感するばかりでした。
もちろん悲しいのも寂しいのも
よくわかります。
喪失感もぽっかりと空いてしまった穴を塞ぐことが
どんなに困難なことかも。
それが人それぞれであることも。
それでも、ひとつ前の記事に書いた彼のように
生き続けることはあるのだと思います。
アーティストであれば、
のこされたたくさんの素晴らしい作品たちが
生き続けています。
たとえ会えなくたってそこで生きています。
故人の無念を思うこともわかります。
でも故人は本当に無念だったのか
満足したのか戦いを終えて安心しているのか
誰にもわからないことです。
残された側は本当に勝手なものです。
それがヒトの営みで思いを繋ぐということなのなら
たいへん「人間らしい」とも思うのですが。
このへんのモヤモヤを言葉にするのは
とても難しい。
あくまでもわたしの感性の中での話なので
万人に当てはまるわけでないことは承知であり
誰かの、悪意でもない冷やかしでもない
純粋な自然な言葉にモヤモヤしてるのも
まったく勝手なものだとも自覚は…しているのですが。
書いてみてちょっと落ち着いたかな。
やめとこうと思いながらも
半分くらいは自分の捻くれ散らかした心を
言葉にしてしまいました。
悲しいことは確かなのに
どうしてこんなモヤモヤしてしまうのか?
誰かがどう思っているかなんて
そんなに知りたくないと思いながらも
やっぱり知りたいと思って他人の言葉を見に行ってしまう
自分はいったいなにがしたいのかという
矛盾。これもまたヒトである故なのですかね。
🐰
さて、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTは
「世界の終わり」という曲の頃から知ってるバンドで
当時はBLANKEY JET CITYも大好きだった。
ロックバンドの中でも色々とジャンル分けのようなことがされておりますが、ひととおり通ってきて邦楽ならV系もロキノン系もなんたら系もその時々でハマり大体なんでも好きです。
その時しっくりきたものを聴き続ける、そんなわし。
ミッシェルの音は全部が立っていて
歌詞も超クール!
愛と!いう!憎悪!
いいフロントマンというのは
歌声のみならず生み出す歌詞やパフォーマンス含めて
唯一無二の存在なひとがとくにわたしは好きなのだなと
思う日々。
(唯一無二、の感性はこれまた人それぞれですね)
チバユウスケという人はまさにそんなひとです。
もう二度と現れない稀有な存在。
でもきっと、全てのひとがそうなんだと思ってみるのもいい。
皆が皆、唯一無二のロックスターなんだ。
群れじゃない。
その頭につくのが「偉大なる」「ちっぽけな」
どっちだっていいじゃない。
🐰
この辺でしめますか。
載せていいのかどうかは
多分アウトなのですが消されずずっとある動画なので
わたしの酒のおともの動画をひとつ!
定期的に観ちゃうこちら。伝説のライブのひとつ。
こんな時代はもうこないのなら
これから先はどうなるのだろうね?
その時までは。