11月26日、誕生花は唐菖蒲【#誕生花短歌】
詠みます。
秋の露
こわれぬ恋はひそやかに
君の香りと想い忘れぬ
解説。
「こわれぬ」は一応掛詞にしたつもりです。
11月26日の誕生花のひとつ、グラジオラス。
アヤメ科トウショウブ属(グラジオラス属)の総称であり、夏の花壇を彩るポピュラーな花の一つです。
学名 "Gladiolus(グラジオラス)" は、古代ローマの剣であり、ラテン語で「剣」を意味するところの "Gladius(グラディウス)" を語源としています。
これは葉の形が剣に似ていることにちなみます。
コレと同じですね
和名には唐菖蒲《とうしょうぶ》や阿蘭陀菖蒲《オランダあやめ》などがあります。
英語ではその葉の形から "Sword lily(剣のユリ)" ともいいます。
南アフリカを中心として欧州、西アジア、マダガスカルに180種ほどの原種が自生し、このうち熱帯アフリカや南アフリカの10種類ぐらいの種がもとになって多数の園芸品種が育成されています。
日本では明治時代に輸入され、栽培が開始されています。
根は湿布薬の材料に使われます。
ポケモンに絡めた話をするならば、彼ですね。
『ポケットモンスター サン・ムーン』に(続編の『ウルトラサン・ウルトラムーン』にも引き続き)登場します、グラジオ。
訳あって『サン・ムーン』のならず者集団である「スカル団」の用心棒をしている素っ気ない性格の少年です。
……その出自とかには、いろいろあるので長くなるのですが。
表向きには環境保全や社会貢献を騙っているけれど、実は裏でちょっとおかしなことをやっている集団の代表だったり。
父親は行方不明だし。
ポケモン博士の助手をしているという妹は、ちょっと引っ込み思案だ(った)し。
グラジオラスの花言葉は「密会」「用心」「思い出」「忘却」「勝利」。
古代ヨーロッパにおいて、人目を忍ぶ恋人たちがこの花の数で密会の時間を知らせていたことに由来します。