登場人物のおなまえ! 2
どもです、御子柴です。
今日のテーマは、このシリーズ。
続き物ですので、もしよろしければそちらの記事も読んでいただけると、私が幸せになりますw
ご紹介する作品: 『海街マリアは春を待つ』
今日は、こちらのお話から持ってきました。
カクヨムさんにのみ投稿済みの『海街マリアは春を待つ』というお話。
毎年冬恒例の『カクヨムWeb小説コンテスト』に出してました。
……歯牙にもかからんかったですけどねw
自信作なんだけどなぁ。
キャッチコピーとかすっごい気に入ってたんです。「君のためにキミを犠牲にするなんて、できるわけがなかった」って。
まあいいや。愚痴ったってしゃーない。
どんなお話か、というと……。
いわゆるキャラクター文芸でしょうか。
「すこし・ふしぎ」を根底においた、北国の街、その冬景色をモチーフにした青春小説。――もちろん恋愛的要素もあるよ、って雰囲気。
小雪が舞う或る日曜日の夕方、海が見える教会の近くで主人公の高校生・東雲夏月《しののめ・なつき》は、その時間帯には聞き慣れない鐘の音と、何となく聞き覚えのある少女の声を聞く。
白のワンピースを着たその少女は『ユキエ』と名乗ったのだが、その子は、夏月のクラスに編入してきた松風花絵《まつかぜ・はなえ》という少女の声によく似ていた。
何となく気になった夏月は、花絵に教会に居たかどうかを聞いてみた。しかし彼女はその時間には家に居たと言い、さらには突然夏月の目の前で白昼夢のようなものを見る。
日を同じくして夏月も花絵と同じような光景を目の当たりにするが、そこにはユキエが待っていて、夏月に向かってこう言った。
「キミ、彼女を助けてあげてくれない?」
――という感じです。
「お?」と思ったら、ぜひリンクから読みに来ていただきたいなぁ、なんて思ってますが。
(あと、加筆修正してまたどこかに出してみようかな、とかも思っていたり)
私の作法 ~『地名』でまとめた例~
さて。
あらすじにもチョロっと出てきましたが、本作の登場人物のおなまえ、主要なところはこんな感じです。
・東雲夏月《しののめ・なつき》
・松風花絵《まつかぜ・はなえ》
……あと、一応、ユキエ。漢字で書くと『雪絵』なんですが。
(ここは物語の根幹に関わるので詳細は伏せますw)
サブキャラ的なところでは、
・青柳剛《あおやぎ・たけし》
・深堀智子《ふかぼり・ともこ》
・宝来美貴《ほうらい・みき》
・柏木七瀬《かしわぎ・ななせ》
・上野ほむら《うえの・ほむら》
・湯川雅治《ゆのかわ・まさはる》
たぶん、解る人は解る。
苗字はみんな、函館の地名から引用してます。
(下記はGoogle画像検索からスクショ)
だって、このお話の舞台は、函館がモチーフだから。
異国情緒のある、海の見える雪の街。
函館っしょ、そりゃあ。
東雲町、松風町、青柳町、深堀町……。
なかなか苗字向きの地名が揃ってます。
ちなみに、ヒロイン役の松風花絵ですが、彼女の名前は本文を書き始める直前までマジで決まらなかったです。
苗字は、もうひとつの候補に「庵原《いおはら》」がありました。
名前も「美花」になる可能性もちょっとだけあったりして。
主人公・東雲夏月の方もなかなか難産でした。
苗字はすんなり決まったんですが、名前がね。
名前に「月」の文字を入れると決めてからが迷った。
最初、読み方を「さつき」にして漢字を当てようかと思ったんですが、そうすると《しののめ・さつき》。
――某ギャルゲーのキャラクター名と一致しますw
さすがに被りはマズいなと思って必死こいて絞り出したのが、コレ=夏月でした。
彼にはお姉ちゃんがいるんですけど、彼女の名前は東雲春陽《しののめ・はるひ》。思いっきり、対にしてみましたw
まぁ、でもそのお陰で、ヒロイン役の名前は「春と冬」に関係させようとなって、「花と雪」が出てきたわけですが。
つまり、いちばん難産だったのは花絵ちゃんですね。
逆にいちばんあっさり決まったのは、湯川雅治。
夏月のクラスの担任教諭の名前だけど。
苗字は、温泉で有名な湯川町。
読みは《ゆのかわ》だけど、「湯川先生」とくれば、想像するのはやっぱり『探偵ガリレオ』。
演じた俳優は、福山雅治。
ああ、じゃあもうこれ組み合わせたら一発やん、と。
ストーリー中でも書いたけど、湯川先生、担当は国語なんだけどね。
あと、本文中ではこの街の名前をとくに書いていないのですが(というか、人名以外の固有名詞が出てこない)、一応「函咲《かんざき》市」という名前をウラで付けてました。
こんな感じ!
まだ何か書き残しがありそうだけど、とりあえず。
ということで、まとめ
読みに来てね!!