
読んだ小説を褒めながら紹介するnote ~『幼馴染の妹の家庭教師をはじめたら』篇~
今回は、実はウェブ連載時点で追いかけてた作品だったので、受賞ニュースに小躍りした思い出がある――そんな作品です。
だって、「幼なじみモノ」ですから。
ということで。
さっそく、ドーン。
\どーん/
今回のご紹介は、『幼馴染の妹の家庭教師をはじめたら』シリーズ第1巻・「疎遠だった幼馴染が怖い」でござい。
『幼馴染の妹の家庭教師をはじめたら』 #とは
昨年開催・第5回カクヨムWeb小説コンテスト(通称・カクヨムコン)のラブコメ部門特別賞受賞作。
すかいふぁーむ先生は本作デビューですね。
イラストは葛坊煽《くずまち・あおる》先生です。
めんこい。素直に慕う妹を見て「ぐぬぬ」ってなってる姉さまめんこい。
特集ページがこちら。
ラブコメ幼なじみあるある。
かわいくなりすぎると思春期特有のアレで疎遠になりがち。
学校一とさえ言われる美少女・高西愛沙《たかにし・あいさ》は、まさしく才色兼備。誰にでも分け隔て無く優しい、素敵なアイドル。
――ただし、主人公・藤野康貴《ふじの・こうき》を除外して。
というのも。
これは冒頭の一節ですが、康貴くんが不意に眺めていただけなのに――
「なに?」
「いや……なんでもないです……」
コレですもの。
美人が、睨み(をきかせているようにも思える視線を向け)ながら、素気なく言ってきたら、そりゃあ心も折れるってモノですよ。
嗚呼、かわいそうな康貴くん。
とはいえ、双方の親同士は仲がイイわけです。
そんなこともあり、愛沙の妹であるまなみちゃんの家庭教師を仰せつかる康貴くん。
家庭教師ってことは当然、高西さん家に行くわけですね。
玄関ドアを開けると、康貴くんを睨む愛沙さん。
うへえ、と思っていたら、「康貴にぃ! 久しぶり!!」と思いっきり抱きついてくる、妹君のまなみちゃん。
――それを見て、さらに凍てついた視線をぶつけてくる姉君様。
――はい、お察しの通りです。
愛沙さん、別に康貴くんのこと嫌ってるわけじゃないです。
むしろ、好きです。
ゾッコンです。
あれはいわゆる「好き避け」です。照れ隠しです。奥手なんです。
すなわち本作は、「もだもだの極地にある幼なじみラブコメ」です。
『幼馴染の妹の家庭教師をはじめたら ~疎遠だった幼馴染が怖い~』
つまり、第1巻は「雪解け」の回になるわけですね。
本当は照れ隠しで素直に見つめられないから、康貴くんには睨んでるように見えてしまっていたわけで、それ故にサブタイトルの「疎遠だった幼馴染が怖い」となっていたわけですわ。
そんな彼らですが。
家庭教師をしている間妹君の奮闘もあって、愛沙はお手製の料理を振る舞えたり、デート(もどき)にも行けたりして、ちょっとずつだけど想いを見せていきます。
もちろん康貴も愛沙の本当の想いに触れていくウチに両片想いになるわけですねえ。
ああ、モダい。
ああ、エモい。
ちなみに、続巻のお知らせ。
既刊は3巻。
しっかり両想いにもなっています。
ご安心を。
ちなみに新刊のお知らせ。
今日(2021年7月16日)リリースです、最新第4巻。
(ウチの近くだと2日くらいかかりますが)
お題目は修学旅行とクリスマスです。
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