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イラつきの対処法
こんばんは。流華です。
先日、会社に向かう際に乗っていた電車が遅延しました。
多少の遅延は時々あることなのですが、その日は人身事故の影響で何十分も電車が動かない状況になりました。
ふと周りを見ると、明らかにイラついているサラリーマンが何人もいたのです。
僕はこのような状況でも特に苛立つことはありません。
仕事の拘束時間が短くなるなラッキーくらいしか思いません。
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とはいえ、僕も昔は感情的になりやすい性格だったので、彼らがなぜそこまで苛立っているのか、多少理解はできます。
そこで今回は「感情を出して苛立つ人」について考察します。
加えて、僕があまり感情的にならない理由も参考程度に書いていきます!
1.何事もうまくいくと思い込んでいる
他人の失敗に厳しい人なんかがこのタイプかなと思います。
どんな物事でも、失敗することはありますよね?
歩き慣れた道でも、コケることくらいあります。
しかし感情的になる人は、「失敗なんてするはずがない」と勘違いをしてしまっています。
それでも失敗が起こってしまう。すると失敗というイレギュラーを受け入れられず、感情的になってしまうんですね。
~流華の場合~
失敗は起こって当たり前と考えています。
どんなに頑張っても、万事うまくいくことはあり得ません。
自分の失敗には時々がっかりすることもありますが、他人を責めることは絶対にしません。
2.人間にはコントロールできない物事があるということを忘れている
天気や災害がその例です。
そもそも地球に暮らしている以上、雨は降ります。歓迎したくありませんが地震や台風も自然のメカニズムによって起こります。
しかし、人間は雨が降っただけで行動する気力をなくし、「今日雨だから会社行きたくないな。」と考えてしまいます。(低気圧で体調を崩す人もいるので、気持ちだけの問題ではありませんが。)
~流華の場合~
僕も晴れの方が好きですが、地球に雨が降るのは当たり前であって、もし雨が降ったら農家の人が喜ぶからいいか。くらいに考えます。
3.その物事の背景を考えられていない
なぜその事象が起こったのか?その理由について考察することが大事です。
電車遅延でいうと、人身事故や信号機の点検等の理由が背景にあります。
待ち合わせ相手が遅刻してきたときも、何かしらの理由があります。
信号機の点検をしなければいずれ大事故につながる恐れがありますし、人の多いホームで誤って転落してしまうような事故も起こりえます。
人身事故の時は、自分の出社が遅れることにフォーカスするより、その人の身を案じるくらいの余裕を持ちたいですね!
~流華の場合~
待ち合わせにまつわるエピソードで、
まだ妻との結婚前、ちょっと遠出のデートに妻が2時間ほど遅れたことがありました。
ここで人によっては怒り出しそうですが、僕はその背景を知りました。
どうやらそのデートを目いっぱい楽しむため、連日遅くまでアルバイトを頑張っていたようなのです。それで疲れて寝坊してしまったとのことでした。
むしろその気持ちがすごくうれしかったのを覚えています。
頭ごなしに怒るのは非常に簡単です。
しかしその背景を知れば、やむを得ない事情がある場合があります。
4.「自分」と「自分の中の自分」が一体化してしまっている
どういうこと?と思いますよね💦
これは僕の感覚を無理矢理言葉にしたもので、
本当に感覚的なお話になるのですが、例えば飲食店で注文したランチに髪の毛が入っていたとします。
クレームになってもおかしくはないですが、ここで感情を爆発させるのは大人の行動としてはどうなのか?となります。
僕の場合、自分の中にもう一人の自分がいるという感覚があります。
上記の状況の場合、もう一人の自分が「ちょっと待て。これは感情的になるほどのことなのか?」と僕に問いかけてきます。
「こんなことは気を付けても起こるし、ただご飯ごと取り替えてもらうか自分で取り除けば解決じゃないか。何を怒る必要がある?」という声にしたがい、怒りを鎮めます。
しかし「自分」と「自分の中の自分」が一体化していると(「自分の中の自分」がそもそもいない、とも言い換えられます)、起こった出来事に対して「これは感情的になるほどのことなのか?」と問いかける存在がいない、つまり感情や思考を制御できず、気づいたら声を荒げてしまったり衝動的に行動してしまうのです。
この「自分の中の自分」ってかなり便利で、感情のコントロール以外にも多くのことに役立つので、皆さんにもおすすめします!
(以下ちょっと脱線しますね🙏)
僕は意識的にジャンクフードや高カロリーな食べ物を避けているのですが、たまにスーパーで美味しそうなカップ麺に目が行くことがあります。
そんな時に「自分の中の自分」が「お前は良くても俺的にNGだ。」「そんなものを食べてる俺はかっこいいか?」と言って止めてくれる感覚です。
たとえ家の中で1人でも、自分の中の自分には常に見られているのでだらだらと過ごすことはありません。
常に自分の中に理想の自分がいて、その理想の自分を演じているような感じですね。
すみません戻りました💦
つまり一般的に「自分を客観視する」と言われていることを、僕なりにわかりやすく解説したつもりです。
やはり、冒頭の電車遅延くらいの些細なことで感情的になることは、客観的に見てかっこよくありませんよね。
ここに気づくべきだと思っています。
最後に
僕も子供の頃や20歳くらいまでは些細なことで感情を爆発させる人間でした。
親がそのようなタイプだったので、それを見て育ってしまったんです。
しかし今冷静に思考できるようになったのは、妻の存在のお陰です。
家にも外にも居場所がなかった僕に妻という居場所ができて、荒んでいた心が癒された感覚がします。
自分を受け入れてくれる居場所ができれば、人は変われるのかもしれませんね!
この社会で孤独を感じている全ての人に、安心できる居場所ができることを祈ります。
以上です。