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『女子とお金のリアル』(小田桐あさぎさん著)の読書感想 感想/考察編

ネタバレなしというか、
ただただ現時点の私の等身大から見た偏見と考察です。

気になるワードを目次からぜひ‼︎

数ヶ月後振り返ったら、全然違う感想を持つかもしれないので、
考察の足跡残しておきます。

みなさんの偏見もよかったらコメント欄に残しっててくださいね!!

2023.8.22読了
欲って、大事。
ミニマリストとか極めすぎて無欲になって働く意欲も減ったけど、
欲を探したら、まだ自分の中にちゃんと残ってた。
論理武装って感じはしないけど、ふわふわしすぎなくらいのテイストの本だから結構お気に入り!
今の私にちょうどいい力で背中を押してくれる

#RUIの読書メーターより


本の要約編はこちら↓




●億女って、今世目指せたりするの?

私の最近行って見たい世界は、”億女”の世界。
ミニマリストの”節約”がちょっと息苦しくなって、
ラグジュアリー系ミニマリストに最近興味を持ち始めました。

ローランドさんくらいしか発信している人がいないジャンルな気がします。
節約の知恵としてのミニマリストではなく、自分の選びたいものを最大限自由に遊べる世界のミニマリストも選べるんですよね。


●節約の呪い

”節約上手な、お金がかからないお嫁さん”を目指さなきゃって、
刷り込みされていた気がします。
まあ、不景気ですし、
嫁の、母の、女の、自己犠牲(我慢)が美化されすぎてる常識がインストールされていました。
 
なんか、どこかで、
”節約上手な私”アピールを続けるには、お金がない状況を作り続けないといけない、罠を解き明かす話を読みました。
 
でも、我慢や自己犠牲って、しないほうが、ハッピーになれる理論を知っていますか?
シャンパンタワー理論といいます。自分ファーストで生きた方が、多分生きやすいんですよ。実は。

参考:
シャンパンタワー理論から学ぶ。ほかの人に貢献する前にやるべきこと。
by【良習慣の力!】ブログより

でも他人軸をメインで生きてる人は、なんか自分を後回しにする癖がありますよね。

まあ、
無駄にいらないものを買わないのは一つの正解だけど、
節約を極めるプロには、別にならなくてもいいんだよね。
お金持ちの節約とお金ないと嘆く人の節約は違うらしいです。
心が淋しくならないくらい、節約に取り憑かれないように、
意外と劇薬と良薬は紙一重です。


◯現状から、理想への道のり  全然描けてません!!

周りに前例がいない現状。
最近は本や動画、SNSでそういう世界をチラッと覗けるようにはなりましたが、
どこかテレビみたいに画面の向こうの世界ってふっと、ゲンジツをミロ、みたいな検閲官の天使の囁きが正義感を盾に、聞こえてくる。
現状維持=安全 って人間はプログラミングされているのからかも。

参考;
悪魔とのおしゃべり さとう みつろうさん著 読書メーター
天使の囁きより、悪魔の誘いの方が楽しいって視点をくれる本。


◯暇な時間は罪悪感だし、成功を盾にしないと幸せと笑えないって、
そりゃ、生きづらいよ!

現状は扶養内で働いている子なし主婦状態です。
独身時は週3×8時間で働き始めたばかりで、フルタイムが無理ゲーに感じるタイプの大卒でした。
生活はミニマリストを極めてるので、コンパクトで独身時は足りていました。
でも億を回す女性達が最近目に入るようになって、そんな世界に憧れ始めましたが、無気力と日々戦ってる感じです。

暇ではあるけど、
動画視聴やゲームで終わる一日は”幸せ”と満喫できなくて、
あー、なんか成長しなきゃって、夏休み最終日に宿題めっちゃ終わってないあの罪悪感に似ています。

あれか。”成功”が手に入れば、私は”幸せ”って鎧を着れる気がしているのだろうか。
なんやかんや、まだ他人の視線、怖いのかもしれませんね。
自由って楽しいはずなのに、いい子の仮面を脱ぎきれていないから息苦しいんでしょうね。



オリジナルワークの私の欲望リスト

美容・健康:脱毛、マッサージ、お風呂屋さんの回数券、新鮮な果物を毎日いっぱい食べる
 美は私にはちょっと勇気がいる知らないことが多い世界で、腰が重めです。お風呂屋さんと果物は知ってる幸せ。

人間関係:アフタヌーンティー仲間、コスプレ?、私が帰りたくなる家、自分よりすごい哲学を持ってる人
 ちなみに、私が帰りたくなる家に最近なってきました。
やりたくない時の家事やめて、我慢やめて、ずっと我慢していた不満も伝えることができて、だいぶ改善してきました。自分が回さなくても、世界ってちゃんと回るんですよね。

お金:なんか勝手に増える自動農業みたいに、節約教の卒業、億女の継続、罪悪感なく使える
 節約教はこの本を読んでだいぶ道は開けたし、億女ってもう私には”欲しい”ものに入るくらいまで近づいてきたのかな?
 なんでお金のは、他の項目と比べるとこんなにフワッとした欲望なんでしょう。
 
物質的なもの:ルンバ、階段の掃除外注する、最新iPhone、ゲーミングPC
 
嫌なことを減らすか、楽しいを作れるものに魅力を感じるみたい。

 仕事と個人的な夢の項目は真っ白でした。この2項目はね、今悩みの沼にいて、なるべく考えたくない気がします。フルタイムで働くの嫌だし、かといって壮大な夢も才能もないみたいな、変な沼ですよ。本当は「働きたくない」って素直に言えたら楽なのに。

◯”成功”して億女じゃなくても、好きな体験をしていいんだよね、多分。

成功が先じゃなくても、先に好きなことをする方が近道かもしれませんね。
老後の安心はすぐには作れないけど、美味しいケーキを食べて幸せを今すぐ作れるかもしれない。



●いまだに”女性は誰かのもの、誰かのためが当たり前”が残るから息苦しい

自分以外の誰かに尽くすことが求められ場面が残っています。
子供の体調不良の責任、夫の仕事のサポート。
家庭は墓場かってくらい、美容にお金かけてると白い目で見られる気がします。

だから”女性が”稼ぐの、もっと大変そうに見えちゃう。
家では、3歩下がって、脇役。
男より稼いだら、自信なくさせちゃうとか
男を立てないと、モテないとか
仕事場では、戦闘モードでやっと互角。
男と同じ一定ペースで頑張らないと(生理とか辛いことも無視して擬態する)
てか頑張っても、たまに不公平感を感じる


◯多くの女性の主体性って、育ってないんだろうな。

脇役に、サポートに徹すると褒められる。
空気を読んでクラスのグループの輪を乱さない方が生きやすいし、
目立つと叩かれるし、

稼ぐは男の仕事だから、って思ってる。
女性がお金に自信がないのは、
自分の人生のお金に関する舵取りを他人に取られたままだから。

『お金と女子のリアル』より

たぶん私は舵を投げ出してる気がする。戦場放棄。

僕たちは働くために生きているのか。

社会は働く人を優遇する価値観がある。
多くの納税を得れるからね。
サザエさん時代は専業主婦で今は共働き推奨。男女差別する企業は叩く。
女性が働くと納税者2倍になるもんね。
たしかに女性の権利は先進的な国っぽいけど、善意だけでできている世界でもないと思うんだ。

僕たちは働くために生きているのか。それとも生きるために仕方なく働いているのか。 by RUI

頑なに、働きたくないと主張する私の本心。
”働く”を深刻に、真面目に、考えすぎてるのかもね。




●頭で考えた理想は叶わないけど、心の欲望は叶ってたりするらしい。

私は毎日美味しいご飯は食べたいけど、自炊しんどい。

それを大事な夫に強要しなくても、他に方法はあるんだろうな。って書いてあって。
その路線で行くと、
大事な妻にも家事を強要することは良くないし、
妻は彼女であって、夫の母ではないんだから、当たり前はケンカのもと。

家事って毎日の負担だし、押し付け合いの主張になって、
稼ぎのマウントの喧嘩に突入しがちだけど。

どっちもハッピーになる方法、たぶんあるし、
お金を持ってると、もっとその選択を取りやすくなるんだろうな。

最近は野菜とか冷蔵庫におくと、食べたい人が、食べたいものを作り始めるようになったし、
買い物も、分担できるようになった。

重いものはたまにネットスーパーを利用する。

喧嘩は減ったし、イライラもストレスもないから、休日もだいぶ平和になりました。


◯あとフルタイムが嫌も絶賛かなってる

心は嫌と悲鳴をあげてるが、
理想は”普通”に当たり前にフルタイムのバリキャリとか、
大卒の同級生と同じくらいの仕事って口から出るけど。

フルタイム嫌は現状叶ってます。
面接そもそも受けてないし、探すのすら億劫で応募まで行かないというか履歴書も無理。

たぶんフルタイムで普通に働きたいが本心のみんなは、ちゃんとそういう仕事できてると思うんだよね。

私が異端だったのかもしれない。
でも理想は綺麗事で数ヶ月でぶれて変わるけど、
本心は案外どっしりと根を張ってるし、
現在もコンフォートゾーンでぬくぬくできてたりする。


以上

あなたの欲望って、案外もう叶ってるかもしれません。

理想的な”成功”をまだ手に入れてなくても、
今この瞬間から幸せと感じてもよかったんですよね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
働かないで”億女”って、ぶっ飛んでて、なんかワクワクします。
またどこかでお会いできたら嬉しいです。  RUI

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