楕円球の青春 オフ
こんばんは。
体育会ラグビー部の厳しいところ、40年も前ですが、今も鮮明に覚えています。
田舎もんの私にとっては、凄い出来事の日々、その連続、であったことでしょう。
なんか他人みたいだな。
厳しく、理不尽なことばかり書いてしまいましたが、今日は楽しい話題を。
A大学の練習スケジュールは、火曜日から日曜日が練習。月曜日が練習休みの日になっています。所謂、「オフ」ですね。いい響きです。今でも。
土日は練習試合が組まれており、春のシーズンは、5月の連休あたりから、練習試合がぎっしり組まれます。連休中は合宿体制となり、二部練習。昼から試合です。一軍戦だけでなく、三軍ぐらいまで試合していましたね。1年生のヘボ組は水係やボール拾いしていたように思います。
強いチームだったので、練習試合は、相手チームが全て来てくれていました。外に出ないので、楽チンでしたね。相手のもとに出かけるのは、春シーズン終盤の試合、相手は二校だけ。特別な試合でした。春の総決算。でも、春は弱いので、コテンパンにやられます。
さて、日曜日の試合が終わり、反省練習が終わると、みんな、ソワソワし出します。もう、ウキウキ気分。キャプテンが、おもむろにフラッグに走り出します。というのが速いか、上級生が、先にフラッグに辿り着き、笑顔でキャプテンを待っています。
「お疲れさん、また、来週からやっぞ!(オウ!の掛け声、半笑い)今日門限なし、明日練習休み!」「オウ!」とか、「ヨシッ!」とかみんな言ってる。
あー、一週間が終わった、という安堵感。上級生は、個人練習もそこそこに風呂を浴びに更衣室へ。最後に残った一年生も、早々に仕事を終えて、ボールを磨き、帰路につきます。
寮生も急いで、寮に帰ります。日曜日は、門限がないので、遅くまで、飲んだり、彼女とデートしたり。上級生は、可愛い彼女がしっかりついています。
さて、田舎モンの1年生は、デートはありませんが、寮にいたくない。東京在住の1年生に頼み込んで、なんとか泊めてもらいます。その節は、いろいろお世話になりました。
さて、当時は「オレたちひょうきん族」全盛の時で、テーマソングepoの「ダウンタウン」よろしく、皆さん街に繰り出して行きました。
よく飲み、よく騒ぎました。楽しかったなあ。
今日は、門限なしの夜、お楽しみの様子でした。はいちゃらばい。