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速筆のカギは右脳? 考えながら書くのか、考えないで書くのか

記事執筆がなかなか進まないと、YouTubeを見てサボってしまう。
おすすめ動画が次々でてくるから、一度見はじめると戻れなくなる。
手が止まらずササッと完成できたらなあ、と毎日思っている。

書くなら早く書きたい。
スピードライティングっていう言葉があるとおり、書く時間は短くしたい。

先日、小説家が書いた文章本の中で、おどろくスタイルを知った。
「考えながら書くと遅くなる。
考えないで書くと早く書ける。
基本、小説家たちは考えないで書いている」

ここでいう「考える」は、テーマ決め・構成・タイトル作成のことではない。
実際に手を動かして書く時の話だ。

しかし、
「そんなはずはない。書く時は、考えながらなはず」
「考えてないわけがない」
とライターの多くは思うはず。

でも、ライティングがのっている時は無心になっている気がする。
アスリートでいうゾーン状態のようなものかな。
やはり考えないで書くのが正しいのかも、、、

確かに「考えずに書きなさい」と説く本は他にもある。

ベストセラーのビジネス書『ゼロ秒思考』
A4の紙に、悩みなどを頭に浮かんだことを書く。制限時間は1分で深く考えずにドンドン書き出すメソッド。


2024年5月出版の文章術『書けないんじゃない、考えてないだけ。』
考えないから書けないんだと考察する本だが、書く”前”の考え方が大事だといっている。


左脳でなく右脳がポイント!?

「セリフは考えていない。キャラが勝手に動いて、語りだす」
小説家が創作について語るときによく言うことだ。
素人には考えられない、憧れる執筆方法。
頭の中で生きているかのように動き出すらしい。
イメージ、つまり右脳の働き。

頭脳の役割として、
左脳は言語・論理的思考などを、
右脳はイメージ・直感力などを担当している。

文章をよく書くひとは、左脳が発達しやすい。
言葉を選び、論理的に書かないといけないから。

右脳を活性化させるのが「考えないで書く」鍵かもしれない。
振り返ると、ライティングに没頭できているとき、右脳のほうが動いている気がする。
頭はリラックスしていて、手は必死に動かすけど、できていく文章をボーっと眺めているような感覚。
「書けない、手が止まる」と苦戦しているときは、左脳が言葉を探しまわって混乱しているかのよう。

右脳を鍛える方法を調べると、以下のものがあった。
• 様々なアートや絵をみる
• いろいろな音楽を聞く

ということは、映像と音声を楽しむ動画でもいいんじゃないかな。
きっとYouTubeを見てサボることは、右脳を刺激し、早く書く訓練になっていたのだ(なっていない)

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