【読書ノート】『ハズバンド』(『我が家の問題』より)
『ハズバンド』(『我が家の問題』より)
奥田英朗著
"どうやら夫は仕事ができないらしい"で始まる平和な夫婦の日常の物語を妻が語る。
仕事が出来なくても、腐らずに前向きで日々を過ごすことが、大事なことだと思わされた。
物語の主題は何か?
人の評価に左右されず、マイペースに日々、喜んで生きることが大切だということだと理解した。
生まれてくる子供にどんな名前をつけるか。問題になりがちな話題がなかなか面白かった。
我が家の場合は、海外にいたので、子供の名前については、親族からとやかく言われなかったのだけどね。
おじいちゃんから一文字とか、強そうな名前とか、、、
幼稚園児になったあたりに、画数がどうのこうの言われたこともあったけど、やんわり無視したこともあったような気がする。
子供の小学校や中学校の入学式や卒業式で同級生の名前を耳にすると、時代背景が現れていて面白い。
時々、昭和の名前?〜之とか、信子みたいな子がいると一族でつけたのかなあとか思ったりしたことを思い出した。