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【読書ノート】「そして、バトンは渡された」


瀬尾まいこ著

かなり、ありえない設定の極めて平和な物語なのだけど、親が子供のために何通も送った手紙が心に刺さった。

映画を先に見ていたのだけど、ストーリーの方向性は、少し違っていた。映画の方が、より切なさは、強調されていたと思う。

親子関係について、私が、思うに、

子供の目線で考えると、育ててくれた親というのは、いつまでも親だと思っていた。

親の目線で考えると、子供が成人して、独立して働いている状況で、自分は親としてやっていたことは、あまりにも、当たり前のことでしかないことに気付かされる。

むしろ、子育てを通して、人間として成長させられたのは、親も同じだなあと改めて思った。

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