激辛カレーへの没入
以前、蒙古タンメン中本「北極ラーメン辛さ10倍」への没入を書き、自分の激辛好きを紹介したところであるが、
実は、激辛ものはラーメンだけではなく、王道のカレーにも挑戦している。
しかし、最近、とてもショッキングな体験をしたので、まずはそのことを書こうと思う。
これまでも数軒のカレー屋さんで、辛さ70倍~Max100倍の激辛にチャレンジし、クリアすることができたので自信を持っていたのだが、それは単なる慢心であった。
そのことが暴露させられたのは味に定評がある6席もの狭いカレーライス専門店だった。
その店では辛さが細かく設定されていたのだが、2番目に辛いのはハバネロ辛、1番目はジョロキア辛だった。
ジョロキアのことを自分はよく知りもしないで、検索してハバネロの4倍の辛さという安易な知識だけで、その1番のジョロキア辛を選んでしまったのである。
食券を渡す時に店員さんからは2回、「より辛くない辛辛(つらから)がありますよ」と変更を促されたのにもかかわらず、自分は「激辛を食べているので大丈夫だと思います」と答えてその辛さを選んだのである。
大変な間違いだった。
最初の一口では、辛さというか、痛みを全く感じなかったので、これはいけると思い、バクバク食べ続けたのだが。。。
途中、半分くらいになって、急に口の中や舌が痛いばかりになって、全く進まなくなってしまった。後から牙を剥かれたのである。
水を含みつつ、食べ続けようとしたが無理で、結局、3分の1残してしまった(アドヴァイスを聞かずにゴメンなさい(>_<)
バツ悪く足早に店を去った。
しかし、話はここで終わらないのである。
帰路途中、急に胃に激痛が走ってきたのである。
空きっ腹に食べたのもいけなかったのだが、辛さが相当強烈だったのだろう。
胃がやられまくって、とにかくあまりにも痛かったので、路地に座り込んでしまった。
そして、痛みが少し治まるのを待って、コンビニに駆け込んで飲むヨーグルトを買い、イートインコーナーで一気飲みして、痛みが収まるのを待ち事なきを得たのである。
その後、家に帰ったら今度は腹下りっぱなしである。お尻がヒリヒリして 笑(汚くてゴメンなさい)。
悲惨な失敗談を書くのに夢中になって「没入」のことを書くことを忘れていた。
蒙古タンメン中本「北極ラーメン辛さ10倍」への没入でも書いたが、「激辛に対抗して食べる」こと自体が既に「没入」である。
気を抜くとすぐ辛さならぬ「痛さ」にやられるからである。
気が張ること、すなわち「没入」である。
そして、すべて平らげ完食した暁には、「爽快感」と「開放感」が待っている。
ということで、最後は簡潔になってしまったが、あなたも激辛カレーと飛びながら「没入」してみませんか?笑
※なお、激辛カレーは、身体に重大な悪影響を及ぼす恐れがあるため、よく理解の上、慎重に食してください。
自分の様にはならないで下さいね。