Pratyahara
9月に入り秋の涼しい風が流れはじめました。
空もうろこ雲、天、高く浮かんでる。
それでもまだ日中は蒸し暑く日差しもきつい。
汗もよく出る。
ヨーガの八支則のひとつで
プラッティヤハーラという行法があります。
「感覚器官を遮断する」とある。
目で見る、匂いを嗅ぐ、手で触れる、
口の中で味を感じる、音を聞く。
この五感を断つとはつまり
内に意識を向けることをいう。
内観すること
アーサナやプラーナーヤーマを実践していくと
徐々にそれは培われていく。
昔はよく分からずにいて、
出来るだけ感覚を感じないように努力するんだと思っていた。
そうでなく、
瞬時に様々な感覚を感じているという自分の意識の方向性に
気づいていくことだと少し分かるようになった。
今の世の中は
変化変容を繰り返し急速に進んでいます。
私みたいにおっとり者でもそれは分かる。
毎日ストレスは増えて溜まっていく。
こんな状況下、
このプラッティヤハーラは助けになると思える。
意識を外から内へ
心身を守ってくれる気がします。
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