祝!ヴァンフォーレ甲府
ヴァンフォーレ甲府の選手・関係者・サポーターのみなさん
第102回天皇杯の優勝おめでとうございます!
山梨生まれですが、しばらく「ヴァンフォーレ甲府」のことは頭から離れていました。昨日のテレビをつけるまで、決勝にあがっているとは露知らず、ごめんなさい。
でも、みなさんの試合にくぎ付けでした。
実家の両親に聞くと、J2では7連敗中。ただ、天皇杯はJ1チームに4連勝しての決勝戦。やるときはやるんだよねとのことだそうですね。
コンパクトな編成を上下させる、戦国時代の統率された陣形を見ているような試合運び。
ただ、時間が経過すればするほど、地力の差が出て、常に攻め込まれる状況に。それでも、耐えて耐えて、耐え忍ぶ姿は、「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」の武田信玄の教えそのものにも見えました。
そして、最終盤の失点でも崩れることなく集中力は保たれ、延長後半に訪れたハンド→PKの場面では、主従を重んじる甲斐人の想いが詰まったスーパーセーブが生まれ、歴史的な偉業が完成しました。
思い出すとずっと両親はヴァンフォーレのファンでした。
昭和の人ですからサッカーよりも野球派で、それでも地域のチームであることに楽しさを覚え、どれだけ負けが続いても、明日はどこで試合になるとか、食卓の話題にあがっていました。
スポーツという文脈じゃなく、人生や生活において、おじいちゃんや中の人に愛されていることが、優勝というドラマににつながったのだと思います。
勝負事なので強いチームが誇らしくなるものです。ただ、愛されることが誇れることもあるのだと再確認できました。
そして勝負事の中に、天皇杯のような分け隔てなく活躍できる可能性が用意されていることが豊かさなのではとも感じました。
郷里のニュースで大切なことを思い出させてもらいました。
これからは忘れないように、ファンクラブに加入しておくかと思いましたが、2022年は募集が終了しているようで、来年に持ち越しです。残念。。
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