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パフォーマンスを上げるためのHip hinge を構築する方法〜実践編〜
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■前回の内容
前回はHip hingeの理論について解説していきました・
・HIp hingeとは
![](https://assets.st-note.com/img/1657954541270-ophZiHmOXL.png?width=1200)
HIp hingeとは
Hip→股関節 hinge→蝶番
言葉の意味から考えると「股関節が蝶番に動く」という意味になります。
もう少し深く考えると
股関節→骨盤と大腿骨なので
大腿骨上を骨盤が蝶番に動くことを示します。
このHip hingeは野球パフォーマンスにおいてなぜ必要なのか?
・構造的観点
・力学的観点
・野球パフォーマンスとの関係性
3つの観点から解説していきました。
前回の内容を知りたい方はこちらからご覧ください。
今回はHip hinge trainingの実践編をお伝えしていきます。
どのようにHip hingeを構築していくのを解説します。
■Hip hingeを構築するための要素
Hip hingeの構成要素について整理していきましょう。
Hip hingeは前屈とは異なり、脊柱の湾曲を維持した状態で
大腿骨上を骨盤が前傾方向に動きます。
そのため、後面筋の柔軟性だけでなく、関節機能や上半身質量のコントロールが必要になります。
Hip hingeを構築するための要素
・股関節屈曲
・骨盤前傾
・上半身質量のコントロール
・機能の統合
ここから先は「どのようにして各要素を構築するのか?」を解説していきます。
■股関節屈曲を構築する
![](https://assets.st-note.com/img/1658088994489-8iNjP6MqyH.png?width=1200)
Hip hingeを行う際の股関節の屈曲には
骨盤前傾と股関節内旋運動連鎖として生じます。
また、上半身重心の前方移動に伴う、骨盤の後方移動が生じます。
骨盤の後方移動に制限が生じると、上半身重心の前方移動制限を引き起こし
結果として腰椎の屈曲性を強めることになります。
そのため、Hip hingeでは下肢後面筋の柔軟性獲得が重要になります。
○筋柔軟性を改善する方法
ここから先は
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