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書評 「できない自分」から抜け出す32の方法 道幸武久著


著者の名前を始めて知ったのは、14年前に書店で「会社の寿命10年時代の生き方」という本を見た時だ。その後、同書を読んだが人間に寿命があるように会社にも寿命があるというコンセプトで、終身雇用が崩壊するなかで、個人がどのように生き抜いていくかが書かれていた。その後、著者が世に知られるきっかけになった「加速成功」という本も読み、セミナーも参加したが、目標を掲げていかに達成していくか、刺激になったのを覚えている。

この1カ月行っていた整理整頓の最中、当時参加したセミナーの資料が出てきて、著者の本を改めて読んでみようかと、kindleを探索していたら、今回の書を知った。自身の成長を邪魔する見えない4つの壁として、「固定観念」、「恐怖心」、「習慣化」、「プライド」を挙げ、これらを乗り越える攻略法を、イラストや著者の実践例、周囲の事例などを交えつつ、わかりやすく伝えている。読んでみると、小生のように40代も後半になった自分にとっても、「壁」が存在していることを改めて感じると同時に、これを参考に「壁」を乗り越えていこうと感じた次第である。連休最終日、なかなか良い1冊に出会えた。

#書評 #自己啓発 #道幸武久