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日記

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2024年2月の記事一覧

愛でもって笑い飛ばしてほしい

愛でもって笑い飛ばしてほしい

ひとつのことが不安になると10倍くらいその不安が増す感覚がある。年末からは冷たい底にずっと沈んでいるようで、主に精神がきつかった。最近ようやく浮上してきた。とりあえず基礎的なことから。朝起きられず、疲れやすいことを何とかしたいと思ってコツコツ取り組み、かなり改善してきている。

インスタが身バレしたかなと思って鍵をかけたけれど、しょうがないかなとも思う。というか本名で活動してもいいのではないかと

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移動する

移動する

これまでの人生で何度引越したのだろうと数えたら二桁いっていた。引越し直前は時間と眠気の闘い。頭が回っていないまま無我夢中で段ボールの中に荷物を詰めるだけ詰める。
退職の日にもらった色紙やメッセージカードを眺める。ゆっくり目を通してから捨てる。嬉しさもあるけれど痛みもある。今までのこと、これからのこと。
部屋から荷物が少なくなると、なんでもない音がよく響くようになる。空っぽに近づく部屋。いつも部屋と

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春一番

春一番

暖かい日。右足は靴擦れを起こした。
ストッキングは真っ赤になって、踵が痛々しい。微妙にズレている気がする。
なんでこんなことしているんだろ?
通勤ラッシュは過ぎているけれど駅構内の階段は人を適当に抜かして上るしか道がない。制服を着た駅員が手をまっすぐに伸ばしてきちんと左右に流れを作る。
「逃げたい」
「逃げれるとしたら?」
「逃げよう」
私の頭の中には常に2人の人物がいる。
最近自由について考える

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世界は怖くない

世界は怖くない

生きている間に拝金主義がぶっ壊れていく様子を見たい

ビルの解体工事の現場を眺めていた。恐竜のようなクレーン車が器用に骨組みを破壊していく。機械と人間のはざまのような生き物に見えて、ちょっと怖くなった。別の恐竜は大きな柱のようなものを咥えて丁寧に周辺の瓦礫を寄せ集めていた。目と口のようなものが見えたら、もうずっと生き物に見える。見慣れると、だんだん怖さは薄らいでいく。作業員らしき人たちが、粉塵が

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あ〜しんどかった

あ〜しんどかった

なんか時期が切り替わった。「わたし」だと思っていた「わたしではないもの」が抜けた。毎日泣くのは相変わらずだけれど、ピークは抜けた。あーしんどかった。気づいたら今日は2月4日で、立春らしい。そういえば梅の花が咲いているのを見かけた。明けない夜はないというのはどうやら本当らしい。胸の痛みがおさまった。

「これまでの過去を認めながら前に進む」
前に進む!前に進むって。昔に戻りたがりの私が前に進むって

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そこにいるだけでいい

暗闇の中で目を開けていると闇がごうごうと巡っている。相変わらず頭がごちゃごちゃになっている。結局、本当の本当は、人という存在はそこにいるだけで十分なのだ。余計なことをする必要がないし強制する必要もない。本当の本当は。

「もっと優しくて大らかな世界に行こう」
行き方はわからないけれど、進む方向を決めた。恐る恐る。

無職なのが心細い。また以前のように働ける自信がない。いつも自信がない。心が痛ん

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