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ふんわり感想文

 太宰治の「斜陽」を読みました。この本は、家の本棚にあったものです。確か母が高校大学の時に買ったものだったと思います。

 実はこの本を読むのは2回目でして、最初はあまり文の内容も趣も分からなったのですが、最近になって明治後期〜昭和初期の文学を読むようになり、「今読んだらわかるかも!」と思って読みました。

 さて、本題です。太宰が地方の地主の六男坊ということもあり、貴族風ながらも少し力強いものを感じました。お母さんのかわいらしく美しい様子が仕草の描写を通してその場にいるかのように伝わってきました。あと、太宰治が書くだけあってやっぱり浮気なんですね。それだけあの時代じゃ浮気が普通だったのかな。古典でも浮気って多いですよね。昔の日本の男性が中心の文化が根付いているからでしょうか。でもやっぱり浮気はやだ!!!本は面白いですけどね。

 「しくじった、惚れちゃった」
今から浮気をする奴がいうセリフですけど、すごいインパクトがあるセリフですよね。僕もこんな事言える恋愛をしてみたいものです。

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