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ふんわり感想文

今回は角川文庫出版、喜多嶋隆さんの「潮風メニュー」を読んだ。

ざっくりと出会った経緯を
前回読んだ喫茶ドードーシリーズを買った後、「喫茶」「カフェ」などのご飯が題材になった本がやけに気になるようになりまして、今回も潮風メニューという海鮮です!みたいな題名と美味しそうな表紙に引き込まれた

この本は潮風シリーズというシリーズもので最初がキッチン、二作目がメニュー、三作目がテーブルらしい…
僕は二作目から入ってしまったけど…

母が病気で、父に逃げられて祖父母もいない孤独な少女が「つぼ屋」というレストランを切り盛りする話。

「成長」が鍵になっているような話だと思った、主人公の海果が人として成長していく、愛が小さいから思春期の女子として成長していく、慎が弱々しい少年から逞しい男性へと成長していく、、、など物語を通じてみんなが生きていく力をつけていくという努力を感じられる本だった。

夏に読むのがいい本だと思う。海がテーマだし、魚介も美味しい季節だし

p.s.話の流れで急に茨城県が出てきてびっくりしました。茨城在住なので。

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