【ICO複合指標価格】の構成
こんにちは、TARO@rrr_0210 です。
今回は国際コーヒー機関、ICO（International Coffee Organization）が設けている 「ICO複合指標価格」に関して説明致します。
“2022年2月分のICO複合指標価格” を元に、
どのように構成されているか書きます。
複雑ですが、大枠から説明します。 ※重要です
◼️2022年2月のICO複合指標価格
参考として、前述の通り今回は”2022年2月”の統計で確認しましょう。
POINT
・コーヒーの価格はUSD価格で、ポンド単位(bl)で表示される。
・1lb（ポンド）＝約0.454kg（453.592g）
1. ICO composite indicator(ICO複合指標価格)の構成比率
まずICO composite indicator(ICO複合指標価格)の比率は、表の通り４つのカテゴリーから構成されています。
2. ４つのカテゴリーの地域別比率
次に、上記〈1.〉 の ４つのカテゴリーに分別された豆の種類は、下記の通りそれぞれ米国と欧州（ドイツ・フランス）の統計から算出されています。
３.米国と欧州 の ４つのカテゴリー選別
最後に、上記〈2.〉 の４つのカテゴリー（Colombin Mild Arabicas）（Other Mild Arabicas）（Brasilian & Other Natural Arabisas）（Robustas）のそれぞれの中身に関して、米国と欧州は下記の通り選別しています。
▼Colombin Mild Arabicas とは
コロンビア産 の
「アラビカ種」 の 「ウォッシュド」 の
エクセルソ（スクリーン14以上）の豆
*コロンビアでは、豆の大きさで格付け（輸出規格）がされています。 エクセルソはスクリーン14以上を指します。
▼Other Mild Arabicas とは
コロンビア 以外＜中南米/中東/アフリカ＞ の 「アラビカ種」 の「ウォッシュド」 の
該当各国の規格による豆
POINT
・ウォッシュドは、水を使用し、コストがかかる為ナチュラルより高価格
▼Brasilian & Other Natural Arabisas とは
ブラジル / その他＜中南米 / 中東 / アフリカ＞ 「アラビカ種」 の「ナチュラル」 の
該当各国の規格による豆
▼Robustas とは
＜中南米 / 中東 / アフリカ＞ の
ロブスタ種 の豆
