終身雇用が崩壊したらしい
ウソつけといいたくなるのは僕が何もわかってないからなのかもしれない。とは言え、経団連や大手がそんなこと言っちゃったりするということは確実の働く環境が変わるわけで、
大手の大手たる責任はいかに?
と言いたくなりますが、言った人が、自分が大好きな経営者の豊田章男さんという点で僕としてはどうも切なさを感じざるを得ません。
豊田章男さんの社長になってからの波乱万丈さは半端なく、そして下請けから何からトヨタが躓けば周囲にどのような影響があるかまで考えて経営されている方でしたので、敬愛しておりました。
その豊田章男さんがそう言っちゃいました。
要するに・・・こういうことか?
大手は給与を上げ続けていかなきゃなんないので、給料が上がりすぎた人に早期退職していただいて、若い人材を雇用して人件費を下げるというサイクルを作っているので、常に給与が上がり続ける仕組みの中では、もうギブアップ!ということなのか?
大手には組合がありますので、団体交渉の中でルールを定めてその中で就労規則などを定めなければなりませんので、そういうこともあろうかと思います。規則を守るのは大事・・・
だが、それじゃやってけない、となった時に経営者のギブアップが起こるのだと思います。
早期退職した父親を持つ僕としては、仕事辞めてから退職金貰ったからといって働かなくて良くなるわけではないのですが、結果、父親はしばらく働きませんでしたので、個人的には色々と大変でした。(故人のことなのであまり書きません)
ただ、当事者家族としては、給料安くなっても会社に残った方が幸せだったのではなかったか?と思ったりもしました。
という訳で、終身雇用終わりましたと、宣言されたこと自体は会社それぞれの考え方なので致し方なしなのですが、賃金を上げ続ける形でない終身雇用もダメになったのかな?と考えると、それはもしかしたらまだ可能だったのかもなーとも思うのです。
弊社は創業以来、一貫して終身雇用目指しています。組織は支え合いで助け合いですので、一時、自分がいいからといって常にいい状況だけではないのです。弊社は助け合いながら、支え合いながらがが基本と思いながらお互い様の経営をしてきました。ダイナミックな例でいうと
社員を全員フリーランスにします宣言をした会社がありました。
その一貫した姿勢は素晴らしいと思いますし、リスクもある中での決断ですのですごいと思います。
ただ、うちはそれ出来ん。。。そもそもわしがフリーランスではやっていけない。。。だから助けてもらってるのに、社員をフリーランス化なんざできるわけがない。
という訳でうちは大手に比べれば福利厚生も劣りますし、力もないと思いますが、それでも、いいところは、ある程度ふわっと経営ができること。これからはルールを緩めることもやりやすい中小企業の時代かもなーと個人的には思いますが、
そういう場合は何が平等かを徹底的に考えつくして経営しなきゃなりませんなと思う今日この頃です。
さて。話は変わりますが年金も崩壊したらしい。。。おいおい、最近、マジで日本大丈夫か?と思わなくもありません。そろそろ公務員も終身雇用やめてもいいじゃないですかね?
創業15周年を迎えましたので一区切りという事で昔語りをさせて頂きます。宜しければご覧くださいね。