【NotebookLM⑫】密かにバージョンアップ! ーGoogleサイトで作るグループウェア(165)ー
🙇🏻いつも、Googleサイトで作るグループウェアを見ていただき、ありがとうございます!
この記事を読んで欲しい方
企業DXや校務DXの進め方に悩んでいる方
クラウドアプリの導入に悩んでいる方
自分だけのGoogleサイトを作ってみたい方
①密かにバージョンアップしていました
みなさん、こんにちは!
NotebookLM(NLM)使っていますか?
今回は、7/9日にNotebookLMがバージョンアップしていましたので、その詳細報告です。
バージョンアップ内容は、Discordに出ていました。
以下の2点が改良されています。
①ソースにMarkdownファイルが使える
②コアプロンプトをいくつか修正し、「あなたの情報源には書かれていないので、それについてはお役に立てません。」のような答えを出しにくくした。
実は、それ以外にも、要望がかなり取り入れられているようです。
②めんどくさいプロンプトを使う必要がなくなった
以前、以下のような投稿をしていましたが、どうやらめんどくさいプロンプトを使う必要がなくなったようです。これはコアプロンプトの改修によるものと思われます。
以下は、ITパスポートの教科書の全文のPDFを取り込んだものです。(PDFは教科書の会社が配布しています。もちろん教科書も学校がすべて購入済みです)
FAQと学習ガイドは作成しました。
学習ガイドの内容が少し変わって、選択式問題がきれいに表示されるようになっています。
学習ガイドの文言を参考にして、プロンプトに「模擬試験:小問形式を10問出して」と入力します。
はい、以下のように出題されました。
つぎに、「解答と解説も出してください」と入れると、すぐに出してくれました。
特に、教科書や問題集からの出題を簡単にする機能は、要望が多かったので対応してくれたと思われます。(Discodeでどんどん要望を出しましょう!今なら採用される可能性は高いです。)
③GoogleドライブからPDFが追加可能になった
これは、当初から問題として指摘されていたもので、今まではローカルドライブからしかPDFが追加できませんでしたが、Googleドライブからも問題なくPDFを追加できるようになりました。
これで、ソースの内容をすべてGoogleドライブに保管しておくことができますのでセキュリティー的にも安心です。
ところで、マークダウンファイルが追加できるようになったメリットは何なのでしょうか?Geminiに聞いてみました。
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1. ドキュメントとコードの一元管理:
コードの実行結果だけでなく、その背景や詳細な説明、考察などをマークダウンファイルに記述することで、コードの理解を深めることができます。
コードの変更履歴や実験結果などをマークダウンファイルに記録することで、プロジェクトの進捗管理や再現性を高めることができます。
2. 柔軟な表現力:
マークダウンの豊富な記法 (見出し、リスト、テーブル、画像、数式など) を活用して、多様な形式で情報を整理・表現できます。
コードの可視化やプレゼンテーション資料の作成にも役立ちます。
3. コラボレーションの促進:
チームメンバーとマークダウンファイルを共有することで、コードレビューや知識共有をスムーズに行えます。
異なる専門性を持つメンバーが協力して、より質の高いドキュメントを作成できます。
4. 効率的な情報発信:
マークダウンファイルは、HTMLやPDFなど様々な形式に変換できます。
ブログ記事や技術ドキュメント、プレゼンテーション資料など、様々な形で情報を発信できます。
これらのメリットを活用することで、NotebookMLは、単なるコード実行環境から、より包括的なデータサイエンスプラットフォームへと進化しています。
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ということで、将来的なマルチモーダル対応を睨んだ拡張機能として使っていきそうですね。そして、より教育部分に特化したものとなりそうです。
④おわりに
いかがでしたでしょうか?
Claude3.5アーティファクトの影で、NotebookLMも確実に進化しつつあります。
そして、教育特化型の強力なプラットフォームになっていきそうですね。