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AIに聞いてみた、ふたたびーGoogleサイトで作るグループウェア(86)ー
この記事を読んで欲しい方
企業DXや校務DXの進め方に悩んでいる方
クラウドアプリの導入に悩んでいる方
①AIにきいてみた、ふたたび
ふたたびシリーズの第二弾になりますが、今回も、ここでの取り組みをAIに聞いてみました。
以前のAIはChatGPT-4でしたが、今回のAIには、Google純正のGemini Ultra(GeminiAdvance:¥2900/月)を使いました。
投入したプロンプトは以下のとおりです。
私はGoogleサイトで、多くのGoogleワークスペースのアプリと連携できるグループウェアを作成しました。
校務DXに使えますか?
②Gemini Ultraの回答
はい、Googleサイトで作成したグループウェアは、校務DXに十分活用できます。むしろ、多くのGoogleワークスペースアプリと連携できるという点で、非常に強力なツールと言えるでしょう。
1. Googleワークスペースとの連携による利便性
Googleサイトで作成したグループウェアは、Gmail、カレンダー、ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、Meet、ChatなどのGoogleワークスペースアプリとシームレスに連携できます。これにより、以下のようなメリットが得られます。
情報の一元管理: それぞれのアプリで作成した情報やファイルを、Googleサイト上で一元的に管理することができます。
作業効率の向上: アプリ間の移動や切り替えの手間が省け、作業効率が向上します。
リアルタイムでのコラボレーション: 複数の教職員が同時に同じドキュメントやスプレッドシートを編集したり、ビデオ会議で議論したりすることができます。
2. カスタマイズ性の高さ
Googleサイトは、HTMLやCSSを使って自由にカスタマイズすることができます。そのため、学校やチームの独自のニーズに合わせたグループウェアを作成することができます。**
3. 手軽さ
Googleサイトは、特別な知識やスキルがなくても簡単に作成することができます。また、無料で利用できるので、コストを抑えて導入することができます。
校務DXでの活用例
以下は、Googleサイトで作成したグループウェアを校務DXで活用する例です。
校務掲示板: 学校行事のお知らせや連絡事項などを掲載する掲示板として利用できます。
共有資料置き場: 教職員が共有する校務書類や教材などを置く場所として利用できます。
タスク管理: 教職員間でタスクを割り当てたり、進捗状況を共有したりするツールとして利用できます。
アンケート: 生徒や保護者に対してアンケートを実施するツールとして利用できます。
研修資料: 教職員向けの研修資料を公開・共有する場所として利用できます。
注意点
Googleサイトで作成したグループウェアを校務DXで活用する際には、以下の点に注意する必要があります。
情報セキュリティ: 生徒や教職員の個人情報を取り扱う場合は、セキュリティ対策をしっかりと行う必要があります。
アクセシビリティ: すべての教職員が利用できるように、アクセシビリティを考慮した設計にする必要があります。
運用ルール: グループウェアをどのように運用するかについて、ルールを定めておく必要があります。
まとめ
Googleサイトで作成したグループウェアは、校務DXに非常に有効なツールです。
Googleワークスペースとの連携**、カスタマイズの高さ、手軽さなどのメリットを活かし**、学校やチームのニーズに合わせたグループウェアを作成して、校務の効率化、生徒へのきめ細やかな指導、教職員の働き方改革に役立ててください。
参考情報
Googleサイトのヘルプ: https://support.google.com/sites/?hl=en
Googleワークスペースのヘルプ: https://support.google.com/a/answer/1047213?hl=en
文部科学省「GIGAスクール構想」: https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00001.htm
EdTech Japan: https://www.edtech-japan.com/
学校ICTコンソーシアム: https://www.ituc-csi.org/japan
③正しい答えを得たいなら、正しい問いをせよ
いかがでしたでしょうか?
かなりきちんとした回答になっていると思います。
このプロンプトの部分には何度か修正を加えていますが、これは、プロンプトに適切な言葉がうまく配置されて入っているか否かで、AIの回答が著しく違ってくることを意味します。
いわゆる、ドラッカーの「正しい答えを得たいなら、正しい問いをせよ」と同じなのです。
このように、AIを上手に使うということは、「自分は正しい問いが出来ているのか?」の練習にもなるのです。
④Google Cloud NEXT 2024(これから起きること)
ちなみに、先日行われた、Google Cloud NEXT 2024では、Googleワークスペースのアプリケーションに、全面的に次世代のGeminiが取り込まれてゆくことが示されました。
とくに、気になったのが、AppSheetとGeminiの連携で、AppSheetアプリをGeminiを使って自動作成する機能が盛り込まれ、すぐに開放されるようです。
私自身は、AIを仕事するうえでの助手程度に考えていて、今のところ、それを教育に使おうとは考えていません。
ただし、海外の教育システムを見ていると、AI教師が使えるようになってきているのは事実です。
日本ではAIを活用した教育DXをやっているようですが、まともな学習管理システム(LMS)も構築できていない日本の、その頭を飛び越えて、AI教師が出てきていることを知るべきだと思います。
さて、未来では、教師は生き延びることはできるのでしょうか?