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【AI教材を用いた加速学習②】AIで問題を作らせるプロンプト!ーGoogleサイトで作るグループウェア(211)ー

🙇🏻いつも、Googleサイトで作るグループウェアを見ていただき、ありがとうございます!


この記事を読んで欲しい方

AIの利用に悩んでいる方、とくに学校の先生
AIでノーコードWebアプリを作ってみたい方

①なぜAI教材なのか?

 前回、v0を使ったメモリカードゲーム教材を無料公開をしましたが、これはv0というAIで作った単なるWebアプリ教材じゃないの?どこにAIがあるの?と思った方、なかなか良い勘をしていますね。
 まず、このアプリ自体が、自然言語(はなしことば)でAIと対話しながら作っています。

 そして、この中の説明(game-data.json)で、問題を手入力?と思った方もいるかもしれませんが、実は、次の段階ではAIに問題を作らせて埋め込ませることができるのです。

問題を登録するJSON

②AIに問題を作らせる

 AIに問題を作らせるのは、以下のプロンプトを使います。
「game-data.jsonのtermsに、新しい問題を入れてくれますか?」
 これで、空白だった部分にも、新しい問題が自動的に入ります。

 以下のv0の回答を見ても分かるように、タイトルと、もともと入っている問題から類推して、新しい問題を作成してくれました。(なお、カードの絵文字部分は、私が手入力で変えています)

v0の回答:
>これで、game-data.jsonファイルのterms配列に新しい問題が追加されました。以前の空の項目を新しい問題で置き換え、全部で16個の問題が含まれるようになりました。これらの新しい問題は、IT基礎用語に関連する内容で、システム評価や性能に関する用語が含まれています。
この更新により、ゲームはより多様な問題を提供し、プレイヤーにとってより興味深く、教育的な体験となるでしょう。ゲームを再起動すると、これらの新しい問題がランダムに選択され、表示されるようになります。

 このように、AIを使うと、問題自体を作成させることができるのです!これは、先生にとっては非常に楽な作業になることでしょう。
 AIの使い所は、まさにこの部分なのです!(知の作業の代替え)

③おわりに

 以上、2回にわたって、AI教材を用いた加速学習の話をしてきましたが、重要なのは、今回のような試行錯誤を高速で行わせるための基盤の整備なのです。そのためにAIを徹底的に利用することがとても重要になってきます。

 AIと教育では、「AIと学生が対話しながら自主学習させる」シチュエーションがもてはやされていますが、そのような教師不在の丸投げの未来だけではなく、教師もAIを使いながら授業をデザインし、学びの中にAIを取り入れていくことだって可能なはずです。

 そのためのAI学習基盤整備の一つとして、メモリカードゲーム教材が広く活用されること希望します。

>以下で、アプリをフォークできますのでご利用ください。


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