気になりだしたら止まらない「Recamp」と「RECAMP」の違い
日常のさまざまなシーンで、「言われてみれば、それってどうして？」と思うこと、ありますよね？
そんなちょっとした“どうして？”を、時々深掘りしていきます！
今回は、R.projectグループでキャンプ事業を担う株式会社Recampの“どうして？”です。
社名を書くときは大文字と小文字を組合せた【株式会社Recamp】なのに、施設名の表記は大文字で【RECAMP〇〇】と使い分けられています。
広報チームのミーティングで理由と尋ねたところ、「ちゃんと意味があるはずなんだけど、なんだったかな？」と。
良い機会なので、社内に理由を知っている人がいるのか、確かめてみようということになりました。
ネーミングのあれこれから勝手に妄想
社名とブランド名が異なる企業はいくつも存在しますが、誰もが知っている有名企業でもブランド名（製品やサービス名称）の認知度のほうが高く、そのブランドを提供している会社の名前は？と改めて聞かれるとすぐに答えられないことは意外に多いそうです。
そういった理由もあるのか、社名を自社ブランド名に変更、統一された例は過去にいくつかありました。
その点では、「Recamp」は、表記ルールは異なっていても、読み方は社名とブランド名が同じなのでわかりやすいですね。
他にも、カタカナを使用した企業名では、「ャ・ュ・ョ」など小さな文字で発音される場合でも、表記では「ヤ・ユ・ヨ」と大きな文字で書かれていることも多くあります。
とある企業で公表されている情報によると、大きな文字で書くほうが“視覚的バランス”が良い、という理由もあるようです。
もしかすると、ロゴを作成するときに「RECAMP」と大文字にしたほうが美しい、ということでブランド名を大文字表記にしたのでしょうか？
もしそうあれば、社名も大文字に統一すれば良いわけで・・・。やはり何か理由がありそうです。
〇〇さんに聞いてみた！
面接でも聞かれたことがあるのでは？と思い、まずは採用担当の小野さんに聞いてみると
「えっ、違うんですか？・・・ほんとだ。大文字と小文字を使い分けていることにも気づかなかったです。なんでだろう？確かに理由が知りたいです。」
そう言いつつメールや作成した資料を見る小野さん。
・・・自然と使い分けていたところがスゴイです。
施設のマネージャーなら知ってるかも？と、RECAMPしょうなんのマネージャー髙橋さんに同じ質問をしてみると、
「2種類あることは知ってるけど、施設名が大文字なのはなぜか？って特に考えたことはないです。」
との答え。
・・・どうやら皆さん、この違いをすんなり受け入れているようです。
エリアマネージャー経験のある三枝さんなら知ってるかな？ということでお尋ねすると
「RECAMPのロゴレギュレーションは知ってるけど、大文字と小文字で使い分けている理由までは・・・。ただ、ロゴに使われている矢印の意味ならわかりますよ。」
と、
RECAMPの文字を挟むふたつの矢印には、『 “Re” キャンプの原点に立ち返り、新たなキャンプのあり方を再定義する』という意味が込められていることを教えてくださいました。さすがです！
そんな三枝さんからは「ロンさん（社長）や中田さんなら知ってるのでは？」とアドバイスをいただいたので、Recampの立ち上げから携わっている中田さんを直撃すると、
「Recamp設立時にブランディングでお世話になったデザイナーさんから、大文字と小文字を分けたほうが運用しやすいというアドバイスを受けて分けました。」
なるほど！大文字と小文字を使い分けている理由の答えは、とってもシンプルでした。
あっさり答えに辿りつけないあまり、その過程で期待とも妄想ともわからない思いを巡らせていましたが、確かに、“視認性の高さ”や“運用のしやすさ”はとても大切なことですよね。
さらに中田さんから、
「ブランドロゴを大文字にした理由や想いは、せっかくならロンさんに聞いてみたら？」
ということでしたので、最後にロゴに込めた想いを丹埜社長に伺いました。
「施設名で使用している大文字のロゴには、アヴァンギャルドなフォントを採用していて、Aの文字を傾かせてます。そこには常識を打ち破る・既成概念に囚われないという想いを込めてるんだよね。」
「キャンプは昔からあるアクティビティで自分たちが作ったわけではないけれど、ベンチャー企業として今までの常識に囚われずにキャンプの価値を再発見していきたいですね。」
とのこと。
・・・ロゴにもしっかりと、グループの持つべき価値観が表現されていました。
ちなみに社名は、通常、印刷物等でお客さま向けに使用する機会が少ないので、一般的な小文字にしたそうです。
結論
社名「株式会社Recamp」とブランド名「RECAMP」で大文字・小文字が違う理由は、
『デザイナーさんのアドバイスで運用がしやすいように大文字と小文字を分けた』
でした。
ーー 完 ーー
文：j.funakoshi
作成日：Oct.2024
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