#99 【weekly paper news】2023.1.13
『紙について楽しく学ぶラジオ/Rethink Paper Project』
このラジオは、「紙の歴史やニュースなどを楽しく学んで、これからの紙の価値を考えていこう」という番組です。
この番組は、清水紙工(株)の清水聡がお送りします。
よろしくお願いします。
今回は、皆さんお待ちかね、【weekly paper news】のお時間です👏
「知らんがな!」という突っ込み、有難うございます!
この【weekly paper news】とは、一週間の気になるニュースを紹介する、というものです。
基本は紙に関するニュースを取り上げますが、その他にも気になるものがあれば、取り上げていきたいと思います。
それでは、今週の気になるニュースを見ていきたいと思います!
静岡新聞、3月末で夕刊廃止へ
はい、新聞のデジタル化は、この番組でも嫌というほど取り上げてきました。
ニューヨークタイムズなど、デジタル化によって収益を増やしている事例もあります。
今回、静岡新聞は夕刊のみ廃止、そしてデジタルサービスの拡充を決定しましたが、このような事例は、今後もますます出てくると思います。
はい、それでは次の気になるニュースです。
「サッポロ生ビール黒ラベル」、紙使用量を大幅削減した6缶パックをテスト販売開始
はい、素晴らしい取り組みですね。
包装というのは、輸送中の保護や、販売店・消費者の取り扱いやすさ、見栄えの良さ、と言った目的があります。
こういったことを、クリアしていくと、昔であれば、過剰包装といったことが行われていました。
今でこそ見なくなりましたが、「マトリョーシカか!」っていうくらい商品が出てこない包装、ありましたよね。
そう、今ではその逆で、「いかに包装を最小限に抑えるか」の戦いになってきています。
ペットボトルのラベルがなくなったりしているのも、同じ考えですよね。
はい、それでは次の気になるニュースです。
JAL、紙容器で機内食廃プラ削減
日本航空は1月10日、日本から出発する国際線中長距離線のプレミアムエコノミーとエコノミークラスの機内食をリニューアルしました。
若手シェフがSDGsをテーマとした「未来の食材」を使ったメニューを監修し、食器は紙製に変えることで、機内の使い捨てプラスチック削減を進めるとのこと。
これも、サッポロビール同様、環境に配慮した素晴らしい取り組みですね。
ちなみに、和食メニューが「若鶏と蓮根のおこわ 柚子の香り」、洋食メニューが「ビーフシチューオムライス」で、めちゃくちゃおいしそうです。
僕は飛行機にほとんど乗らない人ですが、今、すごーく乗りたいです。
https://press.jal.co.jp/ja/release/202301/007153.html
はい、最後はどうでもいい話になってしまいましたが、今週のニュースは以上となります。
サッポロビールとJALのニュースを取り上げましたが、一方は元々紙だったものを使用面積を減らすという取り組み、一方はプラスチックだったものを紙にかえるという取り組み。
同じ環境に配慮した取り組みですが、紙業界にとっては、大きな違いですね。
はい、今回は以上となります。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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