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『稲盛和夫一日一言』10/16 Review

 こんにちは!R&P企画 emuです。
 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。これを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。

 10月16日、今日の一言は『組織はリーダーを映す鏡』です。

 リーダーの行為、態度、姿勢は、それが善であれ悪であれ、本人一人にとどまらず、集団全体に野火のように拡散する。集団、それはリーダーを映す鏡なのである。

 リーダーの判断が間違っていれば、責任が重ければ重いほど、その影響も甚大なものになっていきます。そのことは、飛行機のクラックに例えることができるでしょう。
 飛行機の機体にほんのわずかなクラック、つまりひび割れが入っている状況で高度1万メートルの上空を飛行すれば、クラックが広がって大惨事になるように、リーダーのわずかな判断の過ちは、たちまちに組織全体に拡がり、崩壊を招くことになります。
 だからこそ、リーダーは常に正しい判断をし続けなければならないのです。しかし、リーダーという立場になったからといって、急によい判断ができるわけではありません。リーダーになるまでに、どういう生き様をしてきたのか、毎日をどのくらい真剣に生きてきたのかということが問われるわけです。

『2014年 シャープでの講演録「リーダーのあるべき姿」より』

 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。


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